内容説明
不安、怒り、イライラを感じるとき、問題の解決策が浮かばないとき、ほんの数分歩くだけでも気分が晴れたり、「こうすればいいのか」と思いついた、という経験は誰でもしているだろう。歩くとなぜスッキリするのだろう? 精神科医で禅僧の著者が、脳、心、体、マインドフルネスといった様々な角度から、科学的なエビデンスと禅の考え方をベースに「歩く」に光をあてる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
72
能登地震の影響で大幅に年始読書計画が崩れた僕の年始本になった一冊である。ウォーキングもランもそうであるが実際行うと忘我の境地になり、こんなもんだとか思わぬ発想がポジティブに生まれたりするものである。それを総称して筆者はマインドフルネス状態だと示す。その上で自利から利他の境地へ至るのだ、とも。精神科医であり禅僧でもあられる筆者の論述には力がある。やや冗長気味な面もなくはないが、何故私はランやウォーキングをするのか?という問いに対し、精神的に得るものがよく述べられていると思う。2024/01/07
あみやけ
42
とにかく歩こう。そう思いました。歩くのは嫌いじゃないので。これからの人生のために。あと、自慈心を育てていこうと。自尊心ではなく。各章のまとめがわかりやすいです。週に一回は片道30分の徒歩通勤をします❗️2023/01/07
まい
20
マインドフルネス、きちんとした形にするとハードル高いけど、いつでもどこでも、隙間時間利用してなら出来るのかな。取りあえず、歩いて集中してみよう。2019/05/08
えがお
9
この本はものすごくよかった! ADHDの気質がある私は落ち着いて止まって呼吸、瞑想するのはすごく苦手なので、歩くことで瞑想するという考え方はすごく取り入れやすいと思った。 また、故郷 東京の青梅御嶽神社についても、リトリートにすごくいいと書いてくれていて嬉しくなる(笑)お坊さんなのに神社をよく言ってくれて嬉しいなぁ😂😂💓💓💓2019/05/31
ほりほり
7
歩く良さがわかった。 時々、都会の人混みから離れて、自然の中をウォーキングしようと思う。2017/10/27