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内容説明
ブッダやイエスの教えは、実は“誤解”されている!?
「世界四大宗教」(仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教)を哲学の視点で解剖する―。
200万部超!作家による、刺激的な「宗教原論」。
●なぜ宗教は簡単にわからないのか
●宗教組織に属するメリット
●「食物タブー」を考える
●「神の言葉」と「ドグマ(教義)」
●誤解されているシッダールタの教え
●「この世の終わり」の本当の意味
●イエスが示した「救われた人間の平安」
●言語の分節化作用
●“比喩”と“暗喩”が「聖典」を理解するカギ etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
舟江
5
宗教とは何かという本。ブッタは「神はいない」と言う仏教と、神のいるキリスト教が、同じく宗教という括りでくくられているのは、以前から不思議に思っていた。宗教に興味のある方にお薦め2019/09/11
サラダ
2
腑に落ちた。今、世間で見られる宗教は、生まれたままの本来の宗教ではない。本来の宗教は誰にでも通じる普遍的なもの。それを言葉にはできないから聖典は比喩で語る。比喩を言葉通りに解釈すると誤解が起きてしまう。2018/02/28
シュリーナガル
2
宗教の捉え方が間違っている。聖典や聖書を文字通りきちんと読むのではなく、暗喩として読むべきものだ、と書かれており、読み方の例文も挙げられています。宗教によって食べてはいけない食事があることについては、「昔から習慣的に食べてこなかったものを禁忌としてあらためて記した」と書かれており、とても学びの多い本でした。2017/10/27
こたこた
1
無宗教層の多い日本人にとっては難しい問いである「宗教とは何か」を分かりやすく多角的に書いた本。宗教・哲学系の本は小難しいものが多いですが、これはかなり読みやすいです。2018/05/25
ももも
1
難しいことがわかりやすく書いてあって面白かった。2017/11/15