- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
日常から、しばし飛ぼう。
心のいちばん気持ちいい場所に触れる、少しふしぎな
オムニバス作品集!
働くネコあり。宇宙からの少年あり。
店長を務める犬あり。影の薄すぎるリーマンあり――
現実以上SF未満、ヘンで優しい世界観の
読切全9篇を収録。
小学館新人コミック大賞出身の、
俊英にして“輝”才の作者・カラシユニコ氏デビュー作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
12
現実以上、SF未満の「すこしフシギ」短編集。7/10点。 商社で働く猫、笑うゴリラを夫と信じる女、親の木を引くためとても嘘つきな少年の話など。ゴリラの話と、表題作のどこにも行けないので夢のバスを待つ話がよかった。 「非日常不条理」な作品集だが、不条理度は薄く、「すこしフシギ」感が強い。何作か描けば化ける作者かも2021/07/26
パラオ・スパニッシュフライ
6
ふと雑誌で読んで独特の世界観に惹かれた本。少し不思議な世界の短編集なんだけど、違和感なくその世界に浸れます。どれも良い話なんですけど、やっぱり読むきっかけになったROXYの話が一番印象深かったです。2018/03/04
renre
2
現実が、日常が、地上であるとするなら。物語を読むということは、その日常から想像力の羽で飛び空中を駆け巡ることだ。なんて言葉自体がありきたりであるのだが、日常という言葉は改めてみるとなんと恐ろしい言葉かと思う。いつまでも変わらない日。では、その日常から抜け出すには。飛ぶ。ルールから飛ぶ。論理から飛ぶ。でたらめさを加える。今作では、人間ではないもの、猫や犬がしゃべりユニコーンが存在したり、人間が蝶にもなる。その陳腐なでたらめさを笑う者もいるだろう。笑うゴリラなどいないと生徒を叱る先生がいるように。2017/10/17
ちばひなこ
0
タイトルが秀逸 どれもたしかにメメントモリの先に非日常だ2023/11/12
誰パンダ
0
特に才能は感じなかった。2018/07/08