侵略する豚

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侵略する豚

  • 著者名:青沼陽一郎【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 小学館(2017/10発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093885676

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内容説明

ある日、太平洋を越えて種豚がやってきた。

本書は食をめぐる本格ノンフィクションであり、同時に日米の貿易問題を理解する解説書です。
「侵略する豚」は、小学館のWEBマガジン「ブックピープル」で57回にわたり連載されました。その間誕生したトランプ政権はTPP離脱を決め、それに代わる日米交渉はさらに厳しくなると予想されています。また、中国国家主席の習近平は米国との距離を縮め、著者の分析通りなら食料戦略で足並みをそろえようとしています。
その米中の意図と日本が抱えるリスクを、著者は豚肉を題材に徹底取材しました。
日本が豚肉の市場として米中の草刈り場になるのではないか、いやそれどころか食料自給率がどんどん下がり、日本は米中に胃袋をつかまれ身動きが取れなくなるのではないか―。取材を元に著者はそう警鐘を鳴らします。
幕末の日本を皮切りに、アメリカへ中国へ。緻密な資料調査と丹念な取材で、時空をまたぐ物語となった本作品。1960年代、アメリカの種豚が援助の名の下に日本に送られたエピソードは圧巻です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

15
戦後における日本の養豚業が山梨県に空輸で送り込まれた35頭の豚から始まり、それが飼料のトウモロコシを売りつけたいアメリカの思惑があった事やさらにアメリカが豚肉輸出国になった事による日本への影響、習近平がアメリカの農家にホームステイしていた事等初めて知る事は多い。しかし日本はこういう所でもアメリカと中国に振り回されている印象しかない。2020/11/19

14
井伊直弼は彦根藩主を継いでから、牛を殺すことを禁じた。徳川斉昭はそれまで毎年もらってた彦根牛の贈物がなくなってキレ、薩摩は牛の解体後でる骨を肥料として砂糖畑にまくことができなくなり、恨んでいた→桜田門外の変というつかみが大変面白かった。台風被害のお見舞いとして、アイオワから甲府へと空輸されてきた豚は先日、甲府の子ども達が豚に扮してお祭りしてたなあ…とぼんやり思い返す。このあたりのエピが一番面白くて、TPPや中国の畜産については流し読みになってしまった。すまぬすまぬ。2017/11/26

Meme

13
TPPと差額関税制度、アメリカ日本中国らとの諸関係、なにより故郷山梨の養豚業界への貢献。これは豚肉に関わる人にはぜひ読んでもらいたい一冊だと感じました!面白い!2023/08/05

toshi

10
小説家と思って読み始めたら、畜産業に関する考察書だった。 思いつくままに色んなトピックに関して書いたという感じで、内容がアチコチ飛ぶし、同じ内容の文章が何度も出てきたりで全体的にまとまりが無く、読みにくい。 著者が言いたいことは分かったけれど、もう少し構成を考えた方が良い。2017/10/28

いちろー

5
中国は2013年から習近平体制にかわり、農業や政治、生活の細部に至るまで変わってきている。アメリカは入念に、したたかに支配の手を広げている。日本はどうか?国際政治の変化に疎い島国日本。国力を勘違いして他国から支配されていることにも気づかない国日本。今、市場にあるものが食べられなくなる未来はそう遠くないのかもしれない。幸せな国において、その一部にほころびが生じ、得られなくなったときが怖い。2020/05/05

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