中公新書ラクレ<br> アドラーをじっくり読む

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紙書籍版価格 ¥880
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中公新書ラクレ
アドラーをじっくり読む

  • 著者名:岸見一郎【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 中央公論新社(2017/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121505866

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内容説明

ミリオンセラー『嫌われる勇気』のヒットを受けて、アドラー心理学の関連書が矢継ぎ早に出版された。しかもビジネス、教育・育児など分野は多岐にわたっている。だが、一連の本の内容や、著者に直接寄せられた反響を見ると、誤解されている節が多々あるという。そこで本書は、アドラー自身の原著に立ち返る。その内容をダイジェストで紹介しながら、深い理解をめざす。アドラーの著作を多数翻訳した著者ならではの、完全アドラー読書案内。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

22
アドラーは人間を自由意志を持った理性的な存在と見る。共同体感覚:共感、相手と自分を同一視、相手の関心への関心。個人はただ社会的な対人関係的な文脈の中においてだけ個人になる。勇気づけ。自分を知るとは意識されていなかった目的を知ること。人は必ず変わることができる。謙虚であること。生きる目標や目的を人は自由意志で決める、性格も目的達成のために自ら選び取ったものであって生得的なものではない。自分の価値を認める。他者の評価にとらわれない。自分の価値は貢献感によって得られる。他者に期待せず与える。失敗を恐れない。2017/08/01

PONSKE

19
アドラーをじっくり読む(前に読むガイドブック)の方が適切かも知れない。他者は仲間であるという共同体感覚を目指し、積極的に貢献していく。貢献感を持てた個人は課題に対する勇気が身につく。今まで通り、このような事が書かれていたので、目新しさはあまりなかった。自分に照らし合わせると、「一人が楽」な僕はそれを「共同体感覚を避ける」目的としまっているという事になるが、どうにも悪い事には思えない部分があって、悩んだ。2017/10/01

西

19
他の誰でもない、この私自身にとって一番大切なことは、まず自分が自分のことを理解できていないことを忘れない事、そして理解するように自分を見つめ自分に問いかけること。自分の「目的」、選んだ「ライフスタイル」が何か、そしてそれが自分にとっての「善」なのかを考えること。「人間の本性について大いなる理解をしたソクラテスの『自分自身を知ることは何と困難なことであろう』という言葉が、数千年の間、我々の耳に鳴り響いている」。原著を読むのは難しいけど、『人生の意味の心理学』を読んでみたいなと思った。2017/08/31

Koichiro Minematsu

17
アドラーの本はたくさんあるけれど、岸見さんの本は、すっと頭に入ってくる。アドラー心理学の骨頂は、人生の課題に取り組むには、ありのままの自分を受け入れることから始め、他者の評価に囚われず、自分に価値があると思うこと。それが、「勇気が持てる」ということ。2017/09/16

さえきかずひこ

11
アドラーの著作13作品を参照しながら、彼の個人心理学について丁寧に説明する一冊。くりかえし語られるのはアドラー心理学は原因論ではなく、目的論を採用している点だ。たとえば引きこもり患者が外へ出たり、人と関われない原因は、外出時の不安や強迫的な行動にあるのではなく、外に出ず人と関わらないという目的がまず患者に内在し、その為に不安を感じたり、強迫的な行動を起こす=原因を作り出すと考える(P.207-8を参照)。アドラー心理学はかなり難解だと思うが、読者の好奇心を大いに引き出す良い入門書である。類書に当たりたい。2021/07/04

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