内容説明
森村家に迷い込んできた猫が、いつの間にか居間でテレビを見ている。散歩の途中で出会った猫のしぐさにカメラを向け、俳句をひねる……。作家生活五十年を越えた森村誠一は、言わずと知れた猫好き。ミステリーに時代小説に、森村作品には猫がしばしば登場する。専門紙「ねこ新聞」に連載したエッセイを軸に、「お猫様事件」など猫小説を三篇収録。ふんだんな猫写真と俳句もちりばめ、まるごと一冊ねこづくしで贈る、初の森村猫本!【解説入り】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
224
ねこ写真俳句+ねこエッセイがどどどんと36篇+ねこ小説3篇。エッセイは月刊『ねこ新聞』に寄稿されたものをまとめたものなんですね。色々な切り口はありますが、ねこ派といぬ派。それに愛猫家と嫌猫家に付いてのあれこれが面白いかも。“愛猫・愛犬の両刀使いは、完全なる愛猫家になりやすい”との指摘。それは逆サイドからの見解もお聞きしないとね( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。解説は坂井希久子さん。しれっとご自身の著作『虹猫喫茶店』の宣伝を忍ばせていて。なんだか憶えがあると思ったら、積読コーナーにあったよ(直ちに読みます)。2026/08/26
小梅
100
今月の猫本。森村誠一が猫愛に溢れた人だったなんて知りませんでした。猫の写真&俳句も良いしエッセイも良い。最後の短編がまた良い。2017/09/26
ままこ
81
森村さんの猫愛が溢れ出てる写真俳句と猫エッセイ。エッセイに小さく載っているネコ写真と一言も可愛面白い。特に〈手持ち無沙汰猫〉うちの猫もこの格好よくやってるな(笑)ねこ小説の方は猫好きとしては辛い場面があった。「富国強猫」をモットーにした『月刊ねこ新聞』は初めて知った。面白そうなので公式サイトを覗いてみよう。2018/06/05
カーミン
53
積みに積み上げた積読本の中からこの本を選んだのは、やはりその表紙の愛らしさ。つぶらな瞳でこちらを見るにゃんこに負けました。森村誠一氏と言えば、『人間の証明』等、ハードボイルドサスペンスという印象だったのですが、実は愛猫家でいらっしゃったとは知りませんでした。その森村氏のねこエッセイ、ねこ小説、ねこ写真俳句と盛りだくさん。ねこ小説は、サスペンス仕立てて面白いのだけど、出てくるねこがみな殺されてしまうのは可哀想だわ(=T × T=) 2018/10/13
楽駿@新潮部
36
川崎図書館本。不勉強で、森村氏が大の猫好きって知らないでいました。とりとめのない、猫への愛の言葉満載のエッセイと、猫登場の短編小説。多く掲載された、猫写真もタイトルに笑わせられて、楽しく読了。解ります。私も子供の頃からの大の猫好き!猫新聞、購読したくなってしまった。2018/09/09
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