内容説明
ちょっとしたことでムカっとして、ずっと引きずってしまう。あの人のせいで、不機嫌な気分がいつまでも消えない……。「感情をゆさぶられる」って、まるで自分の中にコントロールできない魔物がいて、ちょっとしたきっかけで暴れるから大変なことになる! と思ってしまいがちです。でも、その正体をつかんでしまったら、「なーんだ! こんな簡単なことで悩んでいたんだ」って手品の仕掛けを知ってしまった時のような気分になるでしょう。この本では、相手から感情をゆさぶられることのない自分(本来の自分)になるための、誰でもかんたんにできる「表情を作る」というテクニックと、「暗示」をうまく利用する方法を紹介します。これらの方法を使っているうちに、あなたの心の中で静けさと安心を、感じられるようになっていただけたらうれしいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
left7
25
これまた読みやすくて二時間で読み終わってしまいました。色々な嫌な感情が芽生えたときに対処するための言葉がたくさんの例と共に載っていました。「感情は周りの人から伝染する」という考え方は目から鱗でそういうものかもしれないな、と思えることができてこれから嫌な感情が芽生えたときに役立ちそうです。読んで少し気持ちが楽になれたのが何より良かったです。2018/04/26
左端の美人
14
感情がゆすぶられやすいのは「本当の自分」で生きていないから。『幻想からの解放』2017/07/27
ATS
8
★☆☆斜め読み。要は気の持ちよう(無意識)だよってことでしょうが、ほんまかいなと思ってしまう(笑)2017/10/15
shiori
7
感情揺さぶられてる〜。いつも揺さぶられてる人はわたし。読んでて面白かった!その感情は他人から暗示をかけられて起こってるという。だからこそ、本当の自分を取り戻すために暗示をかけ直す。おまじないみたいでかわいい。効果があったら尚いい。一旦落ち着いて冷静にみるってことなのかな。色々考えすぎたり怒りすぎたりしてる時って常に自分のことしか考えられてないから余計に高ぶるんだと思う。心とか脳のことを知ることで、そうだったのか!って思うこともあるから、別の視点を受け入れられると楽になる。感情の凪を感じてみたいなあ。2020/06/17
タムタム
7
人のことが気になって、自分の気持ちやしたいことが何もわからなくなって、感情を揺さぶられて、何も手につかなくなって。少し前の私の事だ!有効そうな自己暗示の言葉の数々で、いろいろな人にわかりやすいのではないだろうか。2017/09/09