内容説明
漫画「じみへん」から考えた生き抜く知恵。
「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の中崎タツヤさんの漫画「じみへん」は、ただのギャグ漫画に留まらず、ひと味もふた味も異なる不思議な魅力を有しています。本書は、「じみへん」の大ファンである著者が書き下ろした生き方エッセーです。著者は倫理を教える高校教師で、現役のカウンセラーでもあります。平凡で、だからこそ貴重な日常をどう生きていけばいいのか。1テーマに1作品「じみへん」を取り上げ、「生きる知恵としての倫理」を身につけるためのヒントを、考えていきます。哲学者からケツメイシまで、さまざまな人の言葉を紹介しながら、高校生にもわかるわかりやすい文章で綴っていきます。著者の南部氏は、2008年の中日教育賞を受賞。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
24
「じみへん」と言う漫画、カルチャーショックを受けました。南部先生の倫理の授業を是非受けてみたいです。でも価値観は人によって違うからどうやって評価するのでしょうか。倫理って受験科目でもとらなかったし倫理のテストってどんなんだっかな。2013/02/02
スプリント
12
本編のエッセイよりもじみへんにハマってしまいました。スピリッツを読んでいたころを懐かしみながら楽しみました。2017/03/20
モッタ
6
深いマンガって面白い。倫理教室というよりも哲学教室かな。詠んでいると時々、ドキッとさせられる。2011/04/28
たなぴー
5
南部センセの授業を受けられる学生がうらやましいです。じみへんも読みたくなりました。台詞を覚えて高2の娘に言ってやりたいけど、それこそ「言った親の自己満足に終る」でしょう。子供よりもまず親がこの本を読んで考えることを始めないと・・・と思いました。2012/10/20
S君
4
やりたいこと言いたいことはよく分かるし、大人を試す子どもに相対するヒントにはなるが、如何せん文章が散文的すぎて…何とも読み難い。もっとロジカルに書きましょう。後半はじみへん部分しか読んでません。2017/12/26