こころライブラリーイラスト版<br> 子どもを愛せなくなる母親の心がわかる本

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こころライブラリーイラスト版
子どもを愛せなくなる母親の心がわかる本

  • 著者名:大日向雅美【監】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2017/10発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062789530

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内容説明

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気づいたら怒りの感情にふりまわされ、子どもに手をあげている。くり返すうちに感覚がマヒして子どもの心身を傷つけることが平気になっていく――。わが子なのに可愛く思えないのはなぜ? これって虐待? 取り返しがつかなくなる前に、自分の心を見つめ直して。本書では深まる母親の心の闇をイラスト図解。夫をはじめ周囲の人ができることや本人にできることなど解決の糸口になる対策も紹介。読めば心が軽くなる本です。

目次

まえがき
悩める母親たちの声・実録集 パート1
悩める母親たちの声・実録集 パート2
第1章 「今どきの母親は……」と言うけれど
第2章 よい母親であることを自ら求め続けている
第3章 「励まし」だけでは救われない母親の心
第4章 ふつうの母親が「虐待」をしてしまうとき
第5章 今必要なのは、母親に寄り添うこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まったん

6
まだ出産の予定はないけど予習にと読んだ。ページが進むにつれて気が重くなっていった。子どもは可愛いけど24時間一緒にいれば可愛いだけではない。自分の時間や気力体力なども犠牲にしてそれでも頑張って育児をしているとこに、世間の「母親とはこうあるべき」や、夫、姑、実親側の一方的な意見などを言われたらたまらなく辛いだろうな…。せめて身近な人達には温かく見守って欲しいし手も貸してもらいたいし、何よりも夫の協力と理解が一番必要だと改めて感じた。わたしが出産することになったら未来の夫にこの本を読んでもらおうかな。2016/05/26

すぅさん

6
再読。最近2歳の上の子に対して「可愛い♡」と思った数時間後に「イライラ!!」「このままで良いのか…」となったりで「何だか私の感情忙しいな。疲れてそう。」と思ったので。この本は以前「中立的、客観的で良いな」と思ったから。今回は「魔の時間帯をみつけるイライラ記録表をつける」と「①いっしょに楽しく食事をする②お風呂に入って肌と肌の触れ合いを大切にする③安心して眠りにつかせる。この3つを大切にすることで自分の力でどんどん成長していってくれる」ここにビビッと来ました。2016/04/14

はるくや

5
「昔の母親は大変だった」「おしゃれなんかしてると育児が疎かになる」という人の幻想を打ち砕いてくれる本。普通のお母さんが虐待をする気持ちがわかってしまうだけに切ない。2012/07/01

西川明子

4
初めての育児のときには育児不安が非常に強く、大日向先生の本をかなり読み漁った。タイトルがそのものズバリなので本棚においてあるとどきっとされる心配はあるが、イラストも多くわかりやすいのでおすすめ。

ミィさん

3
「今どき」の母親の葛藤をコンパクトに誰でも分かるように解説し、子育て支援の大切さを説いた本。母親自身が、母性神話、3歳児神話(3歳までは母親が子育てしないと良い子に育たない)に囚われてるのかも。ワタシはいい母親であろうとしていた。あと「母親ならみんなやってるよ」と言われるのが一番キツイ。そんな説教いらん。未だに、3歳児神話を信じて疑わないうちの親に読ませようかな。2015/03/03

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