内容説明
都心の圧勝はいつまで続くのか。コスパの良さが評価され始めた台東区・江東区や、伸び代の大きさを武器に巻き返しを狙う足立区・北区など、ここにきてこれまでの「序列」が大きく変わりつつある。ベストセラー『23区格差』の著者が、最新のデータから格差逆転の予兆を鮮やかに読み解いた力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
30
「23区格差」の続編。タイトルほど足立区が大躍進するわけでもなかったわ…。各区ごとに力を入れてる施策が興味深い。あと2020年に向けて再開発が多そう。渋谷や池袋はだいぶ変わっちゃうのなー。残念なことに立石も再開発しちゃうみたいで、まだ行けてないのにー、早く行っとかねば。2017/12/10
金吾
23
住んでいた区や学校に通っていた気持ちが区の評価を読むとなるほどと思う部分と今はそうなのと思う部分があります。データも多く全体的には区の特性を捉えているのかなと思います。2025/05/30
スプリント
8
23区の行政方針と今後の展望について簡潔にまとめられています。根拠なく先入観で抱いていたイメージと実態が異なることが多く目からウロコでした。2018/09/16
anken99
5
つい手に取った1冊だが、そういえば前作の『23区格差』も読んでいたことを、読み進めているうちに気づく。前作から数年経っているだけに、状況の変化が現れている区もあり、そのあたりは知識として興味深い。が、後半の23区個別解説については・・・。前作を読んだときに書いたレビューを見直したら「区によって著者の得意不得意が顕著・・・」との感想を書いていたことを発見。本作も全く同様で、詳しい区と、著者の知識の浅い区については、明らかに情報量に差があり、ちょっとガッカリであった。2018/10/02
marsh
3
東京23区で今起こっていることを、「産む」「育てる」「住まう」「働く」「老いる」などの観点から総点検しつつ分析しており、興味深く読めた。2018/01/18