内容説明
築年数不明の京都町家をリノベーションして6年。東京・京都と2つの拠点を持った永江さんは、ひと月のうち1週間から10日間を京都で過ごす「ときどき、京都人」となった。根っからの京都人ではない「よそさん」だからこそ見えてくる、京都人が気づいていない京都の魅力や怖さをつづったエッセイ集です。古都のしきたり、人間関係の妙、密集しながら暮らす都市生活の知恵、案外知られていない居心地いい場所等、京都のふだんの空気が詰まっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
36
客観的で面白かった。看板が景観条例で、シックなのは、著者同様、賛成。やればできるなら、日本国中そうなればよいのにね。2018/07/16
阿部義彦
17
図書館本、2017年徳間書店。京都に古い町家を購入し東京と京都の二重生活をする事となった著者の京都案内の本です。音楽好きの私ですが京都出身のバンド多いですよね!くるり、キセル、Homecoming 、ベランダ、ヤバいTシャツ屋さんetcどれも流行の中心にはならずに我が道を行ってる感じ。学都の京都。それ以外にも、歩道を拡張して歩くのが楽しい街、パンの消費量が日本一、住所が二つ有る、本好きの天国、宅配便は電動自転車や手押し車で大型トラックは見ない、但し自転車だけは怖い、鮎と鱧、卵サンド等、初めて知る事ばかり。2023/10/09
サルビア
14
永江さんの65歳からの京都歩きが良かったので、図書館で検索して、この本があったので借りてみました。北海道出身の永江さんは、東京に住んでいましたが、雑誌の取材で茶道に興味を持ち、家に茶室を作りたいと思って京都の町家を購入し、リノベーションして住み始めてから、東京と京都の二重生活が始まりました。四季を通じた京都の行事など、その歴史と謂われが書かれていて興味深く読みました。私は、京都に住み始めて1年半経ちますが、まだまだ知らないことも多く、参考になりました2018/12/02
あられ
11
仕事でうろうろする辺りに京都の家があるようで、身近に感じられた。知っていること、知らないこと、いろいろ。誠光社さんに行ってみたいのだが、いつになるやら。写真がモノクロ、カラーだったらもっとよかった。今度、表札探してみようかな。。。←そこまで暇ではない。。。2017/11/15
Gaudi
7
何度行っても、京都は楽しいですね。一人旅も良し、誰かと旅をするのも良し。 残念なことは、通りの名前を聞いても、位置関係がすぐに描けないこと。できれば、地図を片手に読むのが良いと思います。2018/08/16
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