元東京地検特捜部検事・政治家の闘い 参謀力 -官邸最高レベルに告ぐ さらば「しがらみ政治」-

著者名：若狭勝【著】

双葉社（2017/09発売）

• ISBN：9784575312874

内容説明

小池百合子・都知事の“参謀役”として、新都政を誕生させた、名参謀・若狭勝氏（衆議院議員）の著書。若狭氏は東京地検特捜部に在籍し、２６年間、検事を務めた。本書には同氏の「元東京地検特捜部検事・政治家」としての“闘い”が綴られる。“素朴な正義”を信条とする若狭氏が、東京都の“利権構造”の闇や、東京五輪の“黒い予算”、「豊洲新市場」問題の反対勢力である“黒幕”にメスを入れる。
　また「森友学園」問題、「加計学園」疑惑など、安倍政権が抱える日本政治の“巨悪・構造”をあぶり出す!　若狭氏が自民党と決別を覚悟で“闘う決意”をした理由も綴られ、右極化に向かうニッポンの“アンダー・ワールド”が明かされる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[緋莢]

２０１６年、小池百合子東京都知事誕生に尽力を尽くし、２０１７年、小池都知事が顧問を務める「都民ファーストの会」を支援するためのけじめとして、自民党に離党届を提出。自分たちの意地とメンツと利害だけで行っている「しがらみ政治」からの脱却は、どのように行えばいいか。また「素朴な正義感」を大事にしていた検事時代に扱った様々な事件について語る。

2017/12/06

[うろん]

衆議院議員選挙が終わる前と終わった今では読んだ人の感想がかなり違うのではないでしょうか。若狭氏の素朴な正義感、最後までよくわからなかった。落ち着いて立法の仕事がしたいと参議院議員になったのに、志半ばで衆議院に鞍替え、あんなに一生懸命小池百合子氏を応援していたのに衆議院議員選で落選した途端、あの一言さえなければと恨み節。そしてすぐに政界引退を発表。若狭氏は政界に入って何を成したというのでしょうか。

2017/11/01

[ミガーいち]

本人は真剣に参謀だと思っていたんだろうけど、総選挙の結果を見れば、非常に滑稽である。少なくともこの人に参謀力はない。星２

2017/12/02