もう一度、一緒にあの坂を

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もう一度、一緒にあの坂を

  • ISBN:9784344913509

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内容説明

坂の名前は 往古その名を頼りに 人々が行き来し人と人とが出会い 通い会うための「ランドマーク」として共有され 時の流れの中に刻まれてきたそこでは多くの人達が笑い 喜び 楽しみ語り泣き 怒り 嘆き悲しみ そして時には血を流した……坂の上には坂の上の坂の下には坂の下のそれぞれの人生が営まれ 歴史が刻まれていった(本文より)「坂」に思いを寄せ、文学研究を続けた亡き永岡義久を偲び、文学探訪記が書籍化。文豪たちは「坂」に何を想い、作品に登場させたのか。その思いを永岡氏はどのように受け取ったのか。そしてあなたは「あの坂」で何を思うだろうか。本書を手に取り、文学散歩に出かけよう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

6
「東京35区地名辞典」から坂道エッセイへ移動。文士たちが暮らし、愛した古い東京をめぐる坂道ツアーズ。今からは想像もできないほど東京は緑多く、また泥道も、零細な家々も多かったことがわかります。今でも地形に残る道を辿りながら、かつて住んでいた人々の生活に思いを馳せる著者緒言の【坂の名前は、その時代の「生活・文化などを映す鏡」でもあった。】は、共感する人が多いのではないでしょうか?各エリアの地図付きですが、情報が多すぎて見にくいエリアもあるのは残念。本にQRコードをつけてクラウドで見せるとか、どうでしょう?2018/09/08

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