戦史に学ぶ「勝敗の原則」 - 戦略・戦術・指揮官の三つの視点で分析する

個数:1
紙書籍版価格
¥942
  • 電子書籍
  • Reader

戦史に学ぶ「勝敗の原則」 - 戦略・戦術・指揮官の三つの視点で分析する

  • 著者名:土門周平
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • PHP研究所(2017/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569660103

ファイル: /

内容説明

「戦う」とはどういうことなのか。辞書的に説明すれば、「力」を行使して相手の意志を屈服させ、わが意を通すために勝利を争うこと、といえる。では、「意志の争い」を「勝利」と「敗北」に分かつものはいったい何なのだろうか。本書は、「戦略・戦術・指揮官の能力」の3つの観点から、13の戦いを分析し、そこから戦いに潜む「勝利の定理」を導き出すことを試みた戦史研究の書である。たとえば、織田信長と今川義元が相まみえた桶狭間の戦いは、信長勢4000人に対し、今川勢2万5000人といわれている。数字上は信長の圧倒的劣勢である。しかし、勝利を手中に収めたのは信長であった。古来「奇をもって勝つ」といわれる。いわゆる「奇襲攻撃」である。桶狭間こそ、奇襲の典型であると著者はいう。ビジネスにおいても勝ち負けはある。視点を変えれば、現代に通じる、負けないビジネスの手引き書として有益な示唆を与えてくれる「戦略書」でもある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

3
平和を望む人こそ読むべき一冊。戦争に対する見方が変わる。2015/07/11

閑居

0
本書には、ビジネスにもつながる多くの勝敗の原則が示されている。「能力の根源は人格である。学識は能力の一要素にすぎない。(戦史教程)」、「戦争においては、作戦の開始から、すべて不確実なものである。ただ将帥の意志と実行力だけが確実なものとして例外に属する。(大モルトケ)」、「偉い奴には大なり小なり癖があるものである。その癖を知って、これを活用することが、指導者たるものの器というものだ。(山下奉文)」、「天は英雄の偸安を許さず」、「戦略の失敗を戦術では補えないが、逆に戦術の失敗は戦略で補える」2006/05/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/247505
  • ご注意事項

最近チェックした商品