奈良の平日 誰も知らない深いまち

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

奈良の平日 誰も知らない深いまち

  • 著者名:浅野詠子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2017/09発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062170215

ファイル: /

内容説明

「鬼を見失ったまち」の解説が書かれた路地の看板、山頭火が来た町屋、著名な画家たちが居を構えた高畑、明治時代の名建築の保存をめぐる話など、地元紙記者出身のフリージャーナリストである著者が、奈良のまちを歩き、人に出会い、資料を探して知った、寺社・仏像だけではない深い魅力を語るこだわりの紀行エッセイ。昭和の生活感を残す「きたまち」や古い町屋が並ぶ「ならまち」を今までにない視点で歩いてみよう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

56
いつも通っている場所に、またいつも見かけているそんな建物に意外と深い歴史がある。そんな奈良のお話が詰まった奈良好きの著者目線のエッセイ。ここに紹介されているのはタイトルに現れている通り、ガイドブックに登場する観光目線での場所ではなく、日頃生活している上での奈良の魅力。この本を読んだからには、次は通り過ぎずに立ち止まって確認&その歴史を噛みしめたい。2019/01/27

Shoji

36
とても素敵な奈良の紀行文です。ならまち界隈を中心に、ハレとケで例えるなら「ケの奈良」を綴っています。長年にわたって奈良の地方紙記者として勤めた作者だけに、実際に足で取材した奈良の魅力が満載。何より、読み物としてとても魅力的でした。2022/06/16

ぶんこ

30
行きたい所満載でした。 「ならまち」は行ったのですが、反対側の「きたまち」界隈と「高畑町」界隈に興味津々となりました。 町おこしや、古い建物の保存に尽力している方々に頭が下がります。 川を暗渠にした所が多いと知り、ちょっとショックでした。 生駒山の遊園地に有る飛行塔に乗って、眺めを堪能したくなりました。 稗田町の環境集落も歩きたい。食べ物では、大和高田市の「あんぱん」を食べたくなりました。 お饅頭のような形が可愛い。2014/09/19

ニコン

12
本当に奈良の平日の話だなーと思いました。休日だとやっぱり有名な寺院や史跡に行ってしまいますね。今度奈良に行くので、本の内容を思い出しながら、三条通りからならまちへ行ってみます。2013/05/15

ユキ@うろちょろ

6
奈良市を中心に、隠れた名所や観光地、その歴史を紹介。ほんとに奈良はその時代の人々に支えられている都市だなぁと思う。先人に感謝。 そしてここに勝手に加えたいのが、ならまちセンター四階の図書館から眺める猿沢池。興福寺の塔も見えて、おまけに周りに高い建物がないからよい景色でした。2012/05/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4120986
  • ご注意事項