講談社文庫<br> 窓ぎわのトットちゃん 新組版

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講談社文庫
窓ぎわのトットちゃん 新組版

  • 著者名:黒柳徹子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 特価 ¥616(本体¥560)
  • 講談社(2017/09発売)
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  • ISBN:9784062932127

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内容説明

戦後最大のベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』。単行本、文庫、絵本の累計は800万部!35カ国以上で愛読されています。本書はその新組版。字が大きく絵も鮮やかになりました!トットちゃんがユニークな教育のトモエ学園で、友達とのびのび成長していく自伝的物語。深い愛情で子どもたちの個性を伸ばしていった校長先生が、トットちゃんに言い続けた言葉「きみは、本当は、いい子なんだよ」は、今も黒柳徹子さんの宝物です。

目次

はじめての駅
窓ぎわのトットちゃん
新しい学校
気にいったわ
校長先生
お弁当
今日から学校に行く
電車の教室
授業
海のものと山のもの
よく噛めよ
散歩
校歌
もどしとけよ
名前のこと
落語
電車が来る
プール
通信簿
夏休みが始まった
大冒険
胆試し
練習所
温泉旅行
リトミック
一生のお願い!
一番わるい洋服
高橋君
とびこんじゃダメ!
「それからさあー」
ふざけただけなんだ
運動会
小林一茶
とっても不思議!
手でお話
泉岳寺
マサオちゃーん
おさげ
サンキュー
図書室
しっぽ
二度目の春
白鳥の湖
畠の先生
はんごうすいさん
「本当は、いい子なんだよ」
お嫁さん
ボロ学校
リボン
お見舞い
元気の皮
英語の子
学芸会
はくぼく
泰明ちゃんが死んだ
スパイ
ヴァイオリン
約束
ロッキーが、いなくなった
茶話会
さよなら、さよなら
あとがき
文庫版あとがき
新装版あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カピバラKS

164
●戦争が暗い影を落とす昭和10年代に、発達障害の小学生トットちゃんが、先進的で自由な校風のトモエ学園において明るくすごす日々を描く。昭和56年発刊(旧版)の黒柳徹子による自伝で戦後最大のベストセラーだ。●自分は愛知県在住である。当時、管理教育の愛知県では、本書を学校図書館から締め出していたが、小学3年の女性担任教諭は読み聞かせをしてくれた。世評どおりの良書だと思っていたのだろう。●本書は障害者差別を始めとしたあらゆる差別が過ちであることを、読者の心に刻み込む不朽の名作である。近日の映画公開も楽しみだ。 2023/12/06

真香@ゆるゆるペース

164
再読。言わずと知れた、戦後最大のベストセラー。子供の頃から大好きで、何度も読んでいる作品。黒柳徹子さん(トットちゃん)が小学校を1年生で退学になり、トモエ学園に転校してからの生き生きとした日々を描く。大人になってから読むと、校長先生の子供達に対する愛情や教育方針が本当に素晴らしいのがよく分かる。こういう情操教育って、現代にこそ必要なものじゃないかしら。もし今でもトモエがあったら自分も通いたかったし、子供も通わせてみたかったな。いわさきちひろさんの可愛らしい絵が見事に調和していて、物語をより引き立てている。2020/09/11

trazom

151
NHKの新プロジェクトXで小林宗作先生とトモエ学園の番組を観て、この本を手にする。何度も涙を拭いながら読む。子どもたちと向き合い、子どもが持つ「いい性質」を見つけて伸ばしてゆくという、教育者としての小林校長先生の愛情の深さが心に沁みる。前の学校で「もてあましもの」であったトットちゃんに「君は、本当は、いい子なんだよ」と言い続けた小林先生も、「何々をしたい」と言うと「いいわよ」と応じ続けたママも、本当に立派だと思う。こんないい本だったんだ。出版から40年、ベストセラーを忌避する自分の偏狭さが恥ずかしくなる。2024/08/10

エピファネイア

139
何十年ぶりかで再読した。好奇心旺盛で考えるより先に行動してしまうトットちゃん。最初の学校ではその個性が理解されずトモエ学園への転校を余儀なくされたが、そこで小林先生という人生の恩師と巡り会ったことがトットちゃんの人生を変える。トットちゃんの今があるのは小林先生やお母さんのようなよき理解者があってこそだ。子どもに対しては個性を受け入れ伸ばしてあげることが大事だと痛感。大人の偏見や画一的な考え方が子どもの個性を伸ばすチャンスを奪い取っている。日本中に小林先生のような先生がいれば子どもの目がもっと輝きそうだ。2023/11/19

ヨンデル

98
★窓際のトットちゃん。黒柳徹子/講談社。胸に熱いものがこみ上げてきました。この本は主人公「トットちゃん」をとおして「トモエ学園」の生活をエッセイした本です。トモエ学園とは「小林 宗作氏設立運営された学園です。氏が二度のヨーロッパ留学で幼児教育・音楽リズムと造形リズムの関係・音楽と体操の結合について研究し、1937年より、自分の理想をもとに、リトミックを教育基盤に置いた学校として幼小一貫校のトモエ学園を設立、運営した。東京大空襲で校舎を焼失し、小学校は廃止される」以上ウィキペディアの引用です。2024/07/14

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