招き猫文庫<br> 御用絵師一丸

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招き猫文庫
御用絵師一丸

  • ISBN:9784592831075

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内容説明

老中・水野忠邦の天保の改革が始まらんとする12代家慶の頃―大奥の実力者であり、幕政にも隠然たる力を持つ広大院に仕える一人の絵師がいた!その名は一丸。彼には絵師としての顔のほかに、命令を受け、裁けぬ悪を討つ、殺し屋としての顔があった!!ライトノベルで大ヒットを放った著者が挑む時代小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょん

15
何気なく購入したら結構面白かった。老中水野忠邦がラスボスの政争も一筋縄ではいきそうになくて入り乱れる忍組織のメンバーも其々事情を抱えているのが切ない。「絵付け」シーンは映像で見たら華やかだろうな。2015/01/18

agiagi

9
表紙と招き猫文庫だということから、軽い物語なんだろうと思っていた。読みはじめたら、違った。これは、凄い!時代背景もしっかりしていて、当時の武士や忍びたちの想いもよく描かれている。絵師なので絵にまつわる話なのかと思ったら、別の仕事があって。お話は解決するのだけど、ハッピーエンドではなくどこか悲しさが残る。時代がそういう時代なので、仕方ないのだろうけど…これがまたいい。次があるのなら、是非読みたい2015/08/03

ううち

9
軽めのお話かと思っていたけど、時代背景など結構しっかり目で読み応えありました。小咄はさらっと面白く読みやすかったです。雅禰さんの見た目と言動のギャップがなんとも言えず可愛らしい。続きが気になります。2015/07/29

ゆうら

7
まだ最初だからか、深みがないような気がする。一丸の出自と現在の状況は明らかになってはいるが。毒殺の手法は面白いとは思う。女性陣はやや騒がしくて、鬱陶しい感じ。続きが出るなら読んでみるかな。2015/08/01

おっくん

7
図書館で背表紙の招き猫に招かれて借りてみた。あかほり悟という名前に覚えがあると思ったらアニメの脚本家。時代小説、初挑戦という事だが、時代考証もきちんとしていて読み応えあり。但し登場人物達の遣り取りが、ややアニメっぽく悪ふざけが過ぎる箇所が残念だった。2015/03/30

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