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内容説明
人と人との出会いは不思議です。何気ない偶然の出会いが思わぬ深い結びつきになることも。そんな出会いの不思議は、努力でなんとかできるものではない。ないけれど自分が何もしなければ何も始まらない、と著者は言います。では、つながりの糸をどう紡ぐか? そこにはちょっとしたコツがあるし、つながるための心のあり方、考え方も大事になります。放送作家から映画の脚本、ホテルのプロデュース、大学教授として学生を指導したり、絵本を手がけたりとマルチな力を発揮する著者の仕事ぶりは、人とのつながりを大事にしてきたことから生まれています。そこに下心や損得といった打算はありません。本書はそうした人と人がピュアにつながる力をどう身につけ、どう発揮するかを心温まる体験とともに綴った1冊です。読むと誰かに話したくなる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
38
「もっと偶然を好きになってください。そしてその偶然が、やがて必然だったと思えるようになったら…そのつながりは本物だと思います。」(小山さん) 『偶然を好きになる』 好きだなぁ♪(コ)2014/02/05
雨巫女。@新潮部
13
《私‐図書館》同郷で年も近い、いつも気になる人です。当たり前のことだが、なかなか難しい。2011/07/03
Thinking_sketch_book
10
面白い本です。読み始めはさらさらとした文章で薄っぺらい内容だと感じていましたが、読み進めると体に染み込むものを感じます。日本人が忘れかけつつも忘れられない『つながり』を様々な角度で表現しているので、誰が読んでも響くものがあると思います。私は『幸せは探すものではない。気づくものである。』で読む手が止まりました。今ふつうに出来ていることを冷静に見れば何でも幸せなんです。これからも幸せを見つけていきたいと思います。 2012/09/15
あまね
9
図書館本。小山さんの文章を読んでいるとほぉぉぉっと心の力みが抜けます。小山さんの核のホスピタリティがそうさせるのでしょうね。さらさらとあっという間に読める本ですが、読んで良かったな。『自分が期待するほど、人は自分のことを見ていない。自分が油断する以上に、人は自分のことを見ている。』『見返りを期待せず、社会に貢献すれば、自然と人間力は鍛えられる。』よしっ!ちゃんとしよう!2016/02/04
ひとまろ
7
100枚の名刺を学生にもたせて4年間で繋がりたい人に渡すっていう発想は目からうろこ。 社会人なら名刺は配って配ってどんどん減らせって感じなんだけど・・・ 100枚限定で、しかもコレはという人だけってのは逆に厳選されると思う。この人と繋がりたいっていうのは本当に自分の価値観にあっていたり影響を与えてくれたりって人で貴重な存在。 フェイスブックやツイッターでゆるくつながっているような関係とはちと違うような感覚である。 2013/02/28