角川文庫<br> 勝手にしゃべる女

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角川文庫
勝手にしゃべる女

  • 著者名:赤川次郎【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2017/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041057513

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内容説明

なんとなくお見合いをしようとした直子の下へ、叔母からの紹介したい人がいると連絡があった。その相手は、毎週日曜の夜9時に、叔母の家へ来るらしい。直子がそこで目撃した光景とは……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マグカップ

24
赤川氏による26本のショートショートが収録されている。1つの話がだいたい10頁ほどで終わるので、ちょっとした時間に読むのに最適。それでいて、どの話にもちゃんとオチがあり、面白い。頁をめくる手が止まらなかった。特に気に入ったのは、「告別」、「夏休み」、「仕事始め」の3編。姉妹篇の『踊る男』も要チェックである。2020/08/17

鍵ちゃん

13
直子はなんとなくお見合いをしようと決心した。叔母から薦められた相手は、ちょっと年齢はいっているが、人柄も学歴も収入も申し分なく、写真うつりのいい男だった。彼は、毎週日曜日の夜9時になると、叔母のアパートになぜかやって来るという。そしてお見合いのよ、直子が叔母の家に行って目撃したことは…!?奇抜な展開であなたを不思議な世界に誘う傑作ショートショート26編。2020/11/24

キリン

13
赤川さんて、こんな感じのも書くんだ。想像とちょっと違いました。星さんみたいな感じかな?2018/06/01

白雪ちょこ

9
短編集で、笑える話もあるが背筋がぞくりとした話の方が多かった。 題名にもある通り「勝手にしゃべる女」のラストは、現実にもあるリアルさが伝わりゾッとしたのは言うまでもない。 その他、タイムスリップした男の話はとんでもない人物と出会ったことに最後気づくのだが、ホラー的な怖さというよりも、人間的な怖さの方に持って行ったのは、赤川次郎さんの才能だろう。

山田

9
再読。昔読んだときはよく分からなかったけど、改めて読むと面白さがよく分かる。ショートショートと言えば星新一のSF調が有名だけど、赤川次郎は非日常のジャンルになるのかな。2018/05/13

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