内容説明
これから本当に必要な力は何なのか、どうすれば幸せな人生を送れるのか
数多くのがん患者を救ってきた名医が語る、人生の過ごし方、未来の作り方
誰でも未来に左右される生き方ではなく、未来を左右する生き方ができる、と著者は語ります。
本著では、陥凹型・平坦型大腸がんの発見やAI診断など、画期的な医療開発に取り組んできた
著者の「哲学」「発想法」をさまざまな角度から紹介しています。
【もくじ】
序章 あなたはなぜ、そこにいるのか?
●医師がさじを投げたら投げ返せ。人に何を言われようと決してあきらめない
●皆、役割を持って生まれてきた。その役割をしっかり果たすために人生という道がある ほか
第一章 はみ出し者は、リスクを追いかけながら前に進む
●逆境の中に咲く花はどの花より貴く美しい
●一番を競うより誰もやっていないことをやる喜びのほうが大きい ほか
第二章 錆びつく人生より、擦り切れる人生のほうがいい
●決断するとは他の選択肢を捨てること
●目的地を持たない限りどんな風も、順風にはならない ほか
第三章 人は不完全だからこそ、助け合うことができる
●憎しみに憎しみで応えるのではなく愛と赦しで立ち向かう
●孤独も孤立も人生からの有り難いプレゼント ほか
第四章 今日は、残りの人生の最初の日
●最後に息を引き取るときまで夕暮れは夜にはならない
●不安のほとんどは解決しないが小さくすることはできる ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T4C@NAK
6
目標を決めて妥協せず、自分を信じてひたむきに努力せよ、ということが、自身の経験と数々の名言をもって語られ続ける。なんだかうまく行かない時に読む一冊。2018/10/14
Akira Suzuki
2
章タイトルと内容が微妙に食い違うが、それがこの本の評価を損なうことはないだろう。おそらく超多忙な著者のために、編集者が懸命に構成に手を入れたためだろう。 孤高でいることと読書の価値を繰り返し強調する。 2018/02/18
白としろ
1
逆境の中で咲く花はどの花よりも貴く美しい。目的地を持たない限り、どんな風も、順風にはならない。自分が中心でいい、しかし、他人も自分が中心と思っていることも忘れない。行動せずに後悔するより、まずは行動することです。2023/03/29
Kashima T.
1
吉田松陰やナポレオン・ヒル,スティーブ・ジョブズなど,はたまた出口治明さんや池上彰さんの本で読んだような言葉を数多く引用しており,それらは言うまでもなく大変有用なものばかりである。しかし,それに絡めて著者自身の経験・業績の自画自賛とも受けとれる内容が7-8割を占め,本人はさり気なく引き合いに出しているつもりなのだろうが,読み進めるにつれ次第に辟易してくる。結局,引用元の本を読んだ方が有益だと感じた。ところで,医学部卒でも外資系金融会社に就職して良いと思う。著者の言うとおり「人生は一度きり」なんだから。2021/06/13