内容説明
第五巻は、「聖職者」の証言です。常識的にいえば、牧師とか神父、そして僧侶ほど、天国とか極楽に詳しいはずです。
しかし現実は、かれらほど、天国も極楽も知らないのではないか。
そういう風評が霊界にもあって、「わたし」と「罪人」はともかく天国に行って、そういうことも確かめることにしました。
かれらのいるところが、ほんとうに「天国」かどうか。
そのためには、聖職者の口から、自分たちの救いを語ってもらうほかないわけです。
最も警戒したことは、かれらが、天国でさえ、ひとり占めしているのではないか、かれらのいう天国は、もしかすると、そこは地獄ではないか。
そういうことを確かめることが、こうして急務になりました。
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