ビンボーの女王

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ビンボーの女王

  • 著者名:尾崎将也【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 特価 ¥1,001(本体¥910)
  • 河出書房新社(2017/09発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309025988

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内容説明

ネットカフェでの立て籠もり事件をきっかけに、「日本一有名な貧困女子」になってしまった麻衣子は幸せを掴めるのか?大人気脚本家・映画監督の著者が切り拓く、渾身の小説デビュー作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アーモンド

32
映像が浮かぶような読みやすさだなと思って読んでいたら、人気脚本家さんでした。 お仕事小説かと思いきや、ネットカフェ生活に、人質事件に巻き込まれたりetc。目まぐるしく話が展開しあっという間に読了。 出来過ぎ感はあるが、ドラマを見ているようで面白かったです。2018/02/05

わむう

29
TV局のADである麻衣子は凡ミスをしたことをきっかけに精神的に耐えられなくなり会社を辞める。ルームシェアしていた友達にも出て行って欲しいと言われてしまい、わずかな貯金も母親の借金返済に消えてしまう。ネットカフェ難民になり日雇いのバイトを始めるがネットカフェで人質になってしまう。あれよあれよと不幸スパイラルに入ってしまいますが、「日本一有名な貧困女子」と言われるようになり一躍、時の人となります。人間万事塞翁が馬です。2019/05/04

keith

28
ADの仕事を嫌気がさして辞めてしまい、ネットカフェ難民となった麻衣子。そのネットカフェで立てこもり事件の人質となったことから、若年貧困者として世間の注目を浴びるようになっていく。ありそうでなさそうな話です。貧困者はずっと貧困でないと世間から叩かれるという、今の世の中の心の貧しさが浮き彫りになっていました。暗くなりそうな題材ですが、軽いタッチの話でした。2017/10/10

なっく

24
タイトルからは、もっとおちゃらけた内容かと思ったら、意外にもしっかりしたストーリーで感動すら覚えてしまった。もちろんこんなにうまく行くとは思えないんだけど、淡々としてて、周囲に流されつつもそれなりに自分で考えて進む主人公がいい。強い意志や行動力があるわけじゃないので、結果は成り行き次第、ついつい応援してしまう。変に恋愛とかに流れないストーリーも良かった。世の中お金は大切だが、お金だけじゃない、ってことかな。2017/12/01

ろここ

21
人気脚本家なだけあって、ストーリーに起伏があっておもしろい。仕事のミスをきっかけに貧困→ネカフェ暮らしになる女子のてんやわんや。お金がないのも辛いけど、頼る人がいないところが辛いよ…主人公が状況を受け入れるタイプなのがいいのか悪いのか。最近の若者は足掻かないって話なのかな…もっと泥臭い貧乏技を繰り広げるかと思ってたけど、平成生まれっぽいライトさだった。私は足掻いちゃう山岡タイプ。貧困問題は一人一人の貧困の背景を知ることが大事。2018/06/24

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