内容説明
時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。
自らが咲く努力を忘れてはなりません。
雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。
次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。
「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです」
波立つ心を鎮め、人々を幸せにしながら笑顔で生きたシスターの、かけがえのない言葉の花束。
心迷うすべての人へ向けた、必読の書。
【もくじ】
●人はどんな場所でも幸せを見つけることができる
●一生懸命はよいことだが、休息も必要
●人は一人だけでは生きてゆけない
●つらい日々も、笑える日につながっている
●神は力に余る試練を与えない
●自分の良心の声に耳を傾ける
●ほほえみを絶やさないために
●人に恥じない生き方は心を輝かせる
●母の背中を手本に生きる
●ほほえみが相手の心を癒す
●心に風を通してよどんだ空気を入れ替える
●心に届く愛の言葉
●順風満帆な人生などない
●生き急ぐよりも心にゆとりを
●理想の自分に近づくために
●つらい夜でも朝は必ず来る
●愛する人のためにいのちの意味を見つける
●いぶし銀の輝きを得る
●歳を重ねてこそ学べること
●これまでの恵みに感謝する
●ふがいない自分と仲よく生きていく
●一筋の光を探しながら歩む
●道は必ず開ける
●あなたは大切な人
●九年間に一生分の愛を注いでくれた父
●私を支える母の教え
●2%の余地
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark
28
思いやりに満ちた言葉の数々は、自分自身にとっても心の整理と気づきを与えてくれるものだった。 驚いたのは、著者が2.26事件で父を失い、その現場を9歳で目撃していたという事実。あのページで手が止まった。 「神は力に余る試練を与えない」「笑顔でいるだけでいい」—— 苦しみを抱える自分を責めず、少しずつ微調整しながら歩む勇気をくれる一冊だった。小牧や犬山のゆかりの地も、いつか訪れてみたい。2025/05/02
つっくん
3
大先輩から頂いた本。前職で実践出来なかった「自分を大切にする」ことを教えてくれた(相手を一人のかけがえのない存在として認めることが大切。例:×命が大事→〇「あなたの存在が大事」。こうした言葉を、誰かに言ってもらえるだけで生きていける)。他にも、「信頼は98%。あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく」といった言葉も、生きてきた上で経験したことがないので学びになった。この本で学んだことを、自身のスタンスに取り入れたい。2018/01/02
djA_suke
1
稲盛さんの『生き方』に感銘を受け、内面を磨き、魂を高める一貫で色んな本を読んでるけど、この本も実践していきたいことが盛りだくさん。 ハートドリブンにも繋がる素晴らしい言葉の数々だった。 と思ったら見城さん発行でびびった。 2019/10/16
蒼埼鷏
0
カトリック感がすごい……。信仰のある人って綺麗だな……。自分の魂の汚さを感じちゃったヨ2021/04/23
にゃんまげ
0
悲しむ人にはただそばにいてあげる。わかるよとか言わない。 自分を大切に。 説教くさくなくやさしく胸に入ってきました。2018/12/01