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内容説明
知ればますます面白い!本物の語彙力。 「画に描いた餅」の“餅”をお正月のモチと思っていませんか?「覆水は盆に返らず」の“盆”を“おぼん”と思っていませんか? 使い方や意味がわかっていても、その言い方の由来をきちんと把握している人は意外と少ないものです。故事成語、ことわざ、四字熟語、慣用句にまつわる日本人が知ってて知らなかったエピソードが満載の一冊。◎酒造り職人のリーダーはなぜ「杜氏(とうじ)」と呼ばれるのか◎かつては勉強ができる人=「秀才」ではなかった!?◎「檄(げき)をとばす」とは文書を送ることだった!?◎「孟母三遷」を生んだ元祖・教育ママの悩みとは◎「酒池肉林」って男女の淫らな宴会? でも実は…◎意外!「折檻(せっかん)」は誠意ある行動に由来していた…つい人に話したくなる奥深い日本語読本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
53
見開き2ページにまとまっているので読みやすく、しかもユーモアたっぷりな解説。阿辻先生の身辺にも取材したエッセイが楽しい。しかつめらしい漢学的教養も、ここまでくだけていると、全然肩がこらなくていい。しかしよく知られたはずの昔話も、現代の若年層に伝わっていないとすると、受験「秀才」の養成に邁進する教育の風潮には、著者でなくても心配する。世代間のギャップだと言われても、それだけでは済まないのでは? テスト向けに覚えるだけだった言葉のあれこれの背景を知っておくのが、表面的理解や誤用をさける最良の方法だと思う。2023/06/22
イワハシ
6
タイトル通りの内容。日本語を学ぶ基礎知識といえる。もっと前に読んでおくべき本であったな。今更感満載で申し訳ない。表紙が異常にださいせいだ←言い訳2023/07/23
monr
2
様々なことわざ、慣用句、熟語のルーツに触れられて、終始「へえ〜」状態だった。説明も、著者の体験談が交えてあるのでさくさく読み進められる。日本語って面白〜い!2023/06/04
秋の月
2
一語一語が見開きにまとまっておりスキマ時間をうまいこと使える体裁でした。著者の豊富な体験談や引用により、見出しとなる言葉の背景・ストーリーが単調でなくスイスイ読み進められました。ただ、意味を知らない見出し語で明確な辞書的定義が書かれていないものもあり、もやもやが残って後で調べることも時々ありました。2019/10/29
Tomohiro.A
1
日経の日曜版に阿辻先生のコラムが載っていたので、故事成語に興味を持った(日経の書評をまとめた書籍は「中国には「鰯」がない。」(単語の取捨選択があるが、同一の成語については、同じ内容っぽい。なお、「鰯は」和製漢字(国事)であり、本場の中国にはないとのこと。))。 本書はとても面白い、中国の歴史(時代の勝者と敗者)、中国の地理(黄河、長江)、偉人(春秋戦国時代)、中華思想(諸子百家)などを踏まえると、スッと入ってくる。 個人的に好きな語は、守株、宋襄の仁、杞憂、曲学阿世、南船北馬、夫唱婦随、出藍の誉れ。 2021/02/16
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