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内容説明
元財務官僚にして、わが国で最も信頼できるエコノミストによる、日本・大復活のシナリオ!
バブル崩壊後、日銀の無意味な金融引き締めにより20年以上のデフレ不況が蔓延した。著者が提言した金融緩和政策によって、雇用と景気は劇的に回復。間違いだらけの経済論を論破し、日本のさらなる成長戦略を明かす。
経済成長に懐疑的な朝日新聞や、財務省のいいなりの全国紙を読んでいては、日本経済の真実は分からない! 消費増税は不要、人口減少を恐れるな、中国は「中進国の壁」に突き当たる……など、目からウロコの視点が満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
5
元財務官僚の自分の留学を含めた任務経験と現状の研究から裏打ちされた「マクロ経済」目線から見た今後の日本を占った本。そしてその目線からするとものすごく現政権は頑張っているとのこと。そして財務省の最低限の仕事も書いてあるが、なんと相手を知らずして勝手なことを言っている全員反省の本。今自分の好きな本「だけ」を読んでいられるのは、官僚が最低限をやってるからなんだなと。あと著者のやったお仕事が延々と語られるが、そんなに嫌な感じがしないのはよい。経済がわからなくても全然読めます!2018/04/04
Рома
3
高橋洋一さんの本はこれで四冊目。失われた20年の原因は日銀の無謬性がもたらした、あまり注目されていないバランスシートによると日本の財政状況は決して深刻ではないことなどは前読んだ本でも出てきたのでよく理解できたがやはり専門的な用語が多いので一見しただけでは理解し難い箇所もあった(もっとマクロについて勉強しないと!)。人口減少が経済を停滞させるわけではなく、だからこそより成長するには教育国債を発行して教育費を増加し、AIの導入と共に一人一人の質を高めていかないといけない。2017/11/05
復活!! あくびちゃん!
2
良書。でも、かなり難しい(笑)。論理的に正しいことを積み重ねることにより経済政策を語っているので、説得力がある。ただ、(簡単なことについては)一部説明を端折っており、私にはそこが分からない(笑)。アベノミクスを否定している人にとっては、読みたくない本であることは確かだ(笑)。2018/01/09
るむなん
1
久々に高橋さんの本を読みました。復習を兼ねて読むといいかも2021/05/05
Shinsuke Mutsukura
1
バブルは税制の抜け穴が原因というのは、笑えた。 実際そのとおりだろう。 とにかく、人間という生き物は、税金なんてものはびた一文払いたくないもので、その抜け穴にみんなが殺到してバブル。。。というのがすごいと感じた。 そういう意味では、安部さんの政策は、評価すべきものがあると思う。(ジム・ロジャーズにはいろいろ言われているが。。。)2019/02/05