光文社文庫<br> 叩かれる父

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光文社文庫
叩かれる父

  • 著者名:勝目梓
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2017/09発売)
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  • ISBN:9784334764777

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内容説明

28歳の息子・隆一が、職を転々とした揚げ句に実家に戻ってきた。以来8ヵ月、ひきこもり生活を続けている。母親を階段から蹴落とした隆一に反省をうながすが……。逆上した息子に叩かれ続けても、父親はひたすら耐える。胸中では自らの半生を振り返っていた。(表題作) 義母の介護、熟年離婚、愛人との再会など、さまざまな夫婦の姿を通して、人生の機微を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スーヌ

1
【B+】初読。60代男性たちの家族や性の問題がリアルに描かれてる短編集。正直、第一印象は「ジジ臭」かったが…読むほどに深みが増してきて…自分がこれから直面するであろう夫婦の在り方であったり、大人になった我が子との対話であったり、色々と考えさせられてしまった。自分がジジイなだけなのか?そうでないと思いたい。最後の2作品『遺影』と『叩かれる父』が良かった。2017/02/13

村山トカレフ

1
暴力と性描写のドギツサとリアルさが秀逸なベテラン娯楽作家。 20年来の愛読者ですが、この作品はこれまでの勝目作品とは様相がまるで違います。定年以降の男、とりわけ父親目線の短編集。 普遍だからこそのリアル感がありますね。 表題作はやや都合が良い展開ですが落涙しました。 流石、ベテラン。読ませます。 勝目ファンなら必読でしょう。2016/09/14

ふじようこ

1
60歳を超えた男性が主人公の短編小説ですが、夫婦・親子など色々考えさせられました。私自身の近い将来に思いを馳せながら読了です。2012/11/13

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