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内容説明
下流43%。昭和35年並みになった日本。上流は自民党、下流は無投票。選挙権年齢引き下げは自民党の策略か? 下流はテレビすら見なくなった! 公務員は現代のお代官様。タイムマシンで行きたい時代は「バブル時代」! 衝撃のベストセラー『下流社会』から10年――日本は新しい「身分社会」に突入していた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mumiu
54
地方では大都市圏以上に公務員は「様ジョブ」ですね。各県本社を持ってそうな地元企業というと、地方新聞とか金融機関、あと何かあったかなあと思案してしまう。就職先として公務員は安定人気。公務員ターゲットの消費に期待という展開もわからなくはない。どういう人たちがどの政党を支持というのも納得する。階層を上がるのはしんどく、落ちるのはあまりにも容易くトラップはあちらこちらにある。一億総中流という言葉が懐かしい。2015/11/05
mazda
13
ひたすらアンケートの結果を並べて自民党支持者は外国人が嫌いとか、ちょっと無理がある内容です。全ての結果がグラフでなく数値の羅列で、どういう意味があるのか赤いハッチをつけてみたり、もうとにかく読みにくい。結論は、公務員が下流になりにくいということで、それ以上も以下もない感じです。最後には他のアンケートとの比較とかを行っていましたが、正直意味ないです。はっきり言って、読む価値ないです。2018/12/05
まゆまゆ
9
2005年出版の「下流社会」から10年たった日本は、自分の生活態度を中と感じる人は減り、下と感じる人の割合が増えた。年収と支持政党の相関関係や意識の変遷を紹介するのは楽しいんだけど、多くの人が感じていることをただアンケートによって裏付けたという感じもする。2015/08/27
mstr_kk
4
2015年のアンケート調査のデータを分析した本。格差・下流化の拡大した現実、現代の日本人の意識が見えて、興味深い内容でした。とくに面白かったのが、投票行動のデータと分析。どういう層がどの政党に投票しているのか、そのことの理由として考えられるのはどういうことか。明快な文章で書かれた本ですが、なかなか気分は暗くなります。2016/11/02
wearnotequal
4
データをもとに実態を忠実に解説。自民党が18歳選挙権を導入するのは自民党支持者が若年層に多いため。団塊世代夫人が大量保有するウエッジウッドが市場に大量放出される。高齢者施設を大学隣に作るUBRC は今後間違いなく増えるだろう。2015/12/07