総合研究 日本のタクシー産業

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総合研究 日本のタクシー産業

  • ISBN:9784766424393

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内容説明

市民の“足” として定着しているタクシーの市場は、単なる公共交通機関としてだけでなく、「参入・退出の許認可問題」「多重価格問題」「地域活性化」「高齢化対策」といった、経済・政治・社会的にも重要な論点を含み、脚光を浴びている。このタクシー産業の現状を把握・分析し、低運賃設定やライドシェア、IT化の進展などの最新の情報もふまえてその全貌を解説する画期的な1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

17
#感想歌 ライドシェア乗合自動車同方向相乗り推進仕組み大切 企業向け送迎自動車有効に利用するため仕組み必要2017/09/12

koji

16
タクシー産業と言えば、古くさくて胡散臭イメージがつきまとっています。「雲助」やら「居酒屋タクシー」やら。私は不当に貶められていたと思いますが、それも強力規制業種ということが背景にあります。しかしタクシーにも黒船がきました。ライドシェア大手ウーパです。しかもそこには「ICT 」と「シェア」という2つの潮流が横たわっていま す。さてタクシー産業はその波を乗り越えて情報武装化されたクルマ産業になれるでしょうか。著者の結論は悲観的です。自動運転になると産業が消滅すると言います。でも私はもう少し希望を持ちたいですね2017/09/15

takao

1
p.1 1990年代からタクシーにも規制緩和、競争導入の潮流が押し寄せ、幅運賃の導入や参入規制の緩和などが行われた。大きな節目は、需給調整規制を撤廃した2000年道路運送法が2002年に施行されたことである。 p.2 結果として、大都市部を中心に供給過剰による弊害が無視できなくなった。2009年のタクシー適正化活性化特別措置法および2013年の同法の改正は規制緩和の弊害を除去するためのものである。 2022/02/24

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