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内容説明
「今日、ぼく、初めて逆上がりができたんだよ!」と子どもが言ってきました。こんなとき、「よかったわね! すごいじゃない」と返していませんか? これは子どもにとっては「できたからすごい」ということであり、「できなかったらすごくない」というメッセージでもあります。そこで、「ずいぶん嬉しそうね。何か工夫したの?」と返してみてはどうでしょう。こうすると「できたあなたも、できなかったあなたも、同じように受け止めるよ」というメッセージになり、子どもに勇気を与える言葉がけに変わります。男の子が将来、自分らしく人生を切り開いていけるようになるかどうかは、「10歳までに周囲の人たちからどれだけ勇気を与えてもらったか」によって決まります。本書では、今話題の「アドラー心理学」の理論と、短期間に絶大な効果が出せると評判の心理学「NLP」のテクニックを組み合わせて、自立した子どもに育てるための方法をわかりやすく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつばちい
8
アドラー心理学とNLP(神経言語プログラミング)から男の子へのコミュニケーションの取り方を指南した本。NLPは初めて知りました。とても分かりやすく書かれていて、自分の子育てを色々反省しました。「私には、自分の人生を自分の力で解決できる能力がある」「他の人々は、私の仲間である」と思える男の子を育てる、トラブルが起きた時それは誰の問題なのか考える。子の問題なら、ありのままを受け止め、経験から学ぶチャンスを見守り、傷つくことを許す、親の問題ならIメッセージを使い、こちらの問題を伝える など。また読み返したい。2017/03/18
こゆ
4
たまに読む育児本。こちらは男の子にフォーカスした、心理学を用いた育児法について。アドラー心理学から「叱らない」「褒めない」ことを推奨している。こちらについてはいまいち賛同できない。母親だってただの人間なのだから、怒らないなんて不可能。逆上がりができるようになっても「すごい!」とは褒めずに、「ずいぶん嬉しそうね。何か工夫をしたの?」が理想的だそうだが、自分が子どもだったら素直に褒めてほしいと思う。NLPについては参考になった。息子も私もV(ビジュアル重視)タイプで理解しやすい関係とのこと。2018/11/11
hirokishi
3
流行りのアドラー心理学を取り入れた子育て本。子どもがグズるのはなぜ?と考えるのではなく、子どもがグズることで子どもが得られること、その行動の目的を考えるというのはなるほどと思った。また子どもに怒ったり、注意したりしてしまうが、成長の機会を奪っているというのは、目から鱗。親の評価軸を押し付けるのではなく、子どもを認めてあげる、聞いてあげる、目的を達成させないなど関わりかた一つで子どもに考えさせ、成長機会を与えることができるということを学んだ。2016/10/04
ママっけろ
1
親の感情コントロールは大事。2022/04/07
みーすけ
1
図書館本 保育園園長先生に面談で 「すごい!って褒めないでください!こどもがかわいそうです!」 と散々ダメ出しされた理由がここにある。