内容説明
元・FBI行動科学課捜査官が、プロファイリング手法の成り立ちや、それらが解決に導いた凶悪事件の詳細を自らの体験をもとに語る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
29
昔はよくこういうの読んでたが、久々に読むとエグい記述のオンパレードにああこういうやつだったなと思い出した。特徴は誰にでもある。犯罪にもある。被害者ありきではなく、未然に防げるような仕組みが本当にできて 「龍」が勝たない社会があったらな。2017/09/19
りんりん
8
プロファイリングの成り立ちと変遷を知りたくて購入したのだが、凄絶な犯罪事例の多さに驚き。自分に耐性があると思っていたのだが後半きつかった。尋問の演出方法等、疑問が解消されたので良しかな。2017/10/26
spica
7
わたしは昔、FBIの捜査官になりたかった。たぶん「羊たちの沈黙」のせい。そのクロフォード主任捜査官のモデルとなったジョン・ダグラスが、行動科学課へプロファイリングを導入する経緯を語る。現在進行形の連続殺人事件の捜査や、過去の事件の犯人たちへの面接を通し、犯罪をパターンにわけていく。犯人の車の色まで的中するのには驚いた。プロファイリングの基礎は統計であり、統計はデータ。それだけアメリカでは猟奇殺人が多いということだろう。2019/08/10
ちゃあぼう
6
アメリカで起きた猟奇殺人事件の詳細が描かれている。多くの実例を挙げてどのような人物が引き起こしているのかを紹介している。多くの事件をたくさんの人たちが検証してきたことをデータ化して犯罪の解明に役立てているが、著者の言うとおり解決できない事件もあるのも事実である。それでも、今まで地道に積み重ねてきたプロファイリングで解明出来る事件が今後も増えてくるだろうし、期待もせずにはいられない。2021/10/16
もよもよかいかい
5
情報量が暴力的なまでに多くて、そのお陰で読み返しても初読みのような気持ちで読めた。本作に出てくるシャリの遺書には私も作者と同じくその勇敢さと聡明さに感動しました。一番驚いたのはジャックザリッパーは誰か当ててみせたところ。最近科学の力でジャックザリッパーは誰なのか解明されたみたいだけど、その結果と1988年のFBI心理分析官達のプロファイリングが一致していて鳥肌立った!犯人の名前も犯行声明文は犯人とは別の人間が書いたということも同じ!凄すぎます!FBIの凄さを思い知りました!2023/10/21
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