講談社文庫<br> ST プロフェッション 警視庁科学特捜班

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講談社文庫
ST プロフェッション 警視庁科学特捜班

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 特価 ¥363(本体¥330)
  • 講談社(2017/09発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062937290

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内容説明

三件の誘拐事件が起きた。同じ大学の研究室に所属する被害者たち。しかし彼らはすぐに解放されたという。病院に担ぎ込まれた被害者たちは、口々に「呪い」をかけられたと証言し、二人は原因不明の頭痛を訴えていた。STの班員、翠、黒崎の人間嘘発見器、青山のプロファイリング能力を駆使し、大学の研究員に聴き取りを行うが。犯人は大学関係者なのか? 常識では解決できない事件に立ち向かうSTメンバーの神業が導く真相とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

68
文庫になってるの気づかなかった!ST最新刊。今野作品はどれから読んでも楽しめるように、登場人物たちの設定説明や関係性をあらわす会話が必ず同じ調子である分量入っている。これだけシリーズ読み進めた身としては、少し変化をつけていただきたいなぁと思う。内容は『呪い』『サイコパス』青山と赤城がそれぞれの判断から原因に迫る。サイコパスならもっと違う復讐を考えそうだけど、アメリカ〇〇を口に入れられるなんて!!今回菊川は翠ではなく青山と絡んでた。今度は菊川×黒崎さんを読んでみたい。もう楽しみ方間違えてる?

saga

62
専門職というサブタイトルを付けられた本書は、STの新たなシリーズの始まりである。今回は呪い。大学の研究室を舞台にした、閉じた人間関係での事件で、プロファイリングの専門職・青山が見事にサイコパスの犯罪であることを究明していく。カバーが青を基調としているデザインだが、今後の新たな色シリーズの始まりだったりして……2021/03/20

ゆのん

56
【シリーズ13作目】大学関係者3人が誘拐された。連続誘拐事件だが、奇妙な事に全員が翌日には解放されている。しかも『呪いをかけられた』と言う。『呪い』に科学捜査のエキスパートであるSTが出動する…。シリーズ物を読んでいると登場人物達に感情移入していまい、シリーズ終了時には本当に別れ難い気持ちになる。STシリーズは本当に面白く一気に読んでしまった。クセの強い面々だけに本当に寂しいが、全13冊読了。という事で『隠蔽捜査シリーズ』にでも挑戦してみるか…。2023/11/23

万葉語り

48
しばらくぶりのSTシリーズ。呪いと言われ、目隠しされたまま生臭いぬるぬるしたものを飲まされた3人の大学関係者たち。想像するだけで絶対無理。しかも最後の食事の場面って悪趣味の極み。話は読みやすくて面白い。犯人の目星も途中で付いたけれど、キャラクターの魅力で最後まで飽きずに読めた。2017-1882017/12/04

ハゲおやじ

42
前作でシリーズ完結なのかなぁ?と思っていたけど、発売されて嬉しかったシリーズ。しかし、自分で期待し過ぎた感もあって 今までの様に「おぉ~」って気持ちにはなれなかった(私が悪いんだけどね)。たぶん、青山が事件解決しちゃったからだろうなぁ。もう少し赤城や翠が活躍してくれると良いんだけど。でも、翠って前作では 菊川とイイ感じだった様な…。勝手な(期待して)思いで書くなら、シリーズ再スタートの1作目って事で 次作はメンバー個々の活躍が見られるって事にして待つ事にしようっと。エスカルゴは食べないよね。2017/10/25

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