内容説明
徒党を組み、大店を襲っては殺戮を繰り返し、金品を奪う兇賊赤不動が江戸を去ったとの情報が入った。その探索のため、火附盗賊改方の同心・鏑木十左が御用旅に出た。しかし、その最中、旅籠に火を放ち、彼に襲いかかる者が次々に現れた。赤不動の手の者か、それとも怨恨か?十左配下の岡っ引きの八十助と、老中・松平定信の命を受けた隠密の紫乃も駆けつけ、未知なる敵に立ち向かう。新章シリーズ第五弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
37
はぐれ十左暗剣殺「黒刺客」はぐれ十左御用帳からはぐれ十左暗剣殺に代わってから5巻目。火附盗賊改方に代わってからますます本領発揮、しかし温情ある対応心憎いね。痛快です次巻待ちどうしい。2014/02/24
藤よい
3
赤不動、結界屋、幻小僧…悪のオンパレードを次々と倒す十左と紫乃。 結界屋に十左の暗殺依頼をした人物に驚きました…。和久田さんは三姉妹とか女3人組を登場させるのが好きですね。2020/02/19
goodchoice
2
十佐の凶暴性が遺憾なく発揮された不思議な話である。捕物帖からサブタイトルの暗剣殺に話が流れている。2014/02/15
Masayoshi Arakawa
1
20170125 360 十左のような人が現代に存在していたなら? どうなるんだろうなあ?と思ってしまうんですね、これを読んでいると。2017/01/21