内容説明
自衛隊でメンタル教官を務めてきた人気カウンセラーが、人間関係の疲れをとる技術を伝授。嫌なことがあっても「我慢する」「忘れる」という対処では、知らないうちに「防衛(恨み)記憶」が育ち、ますますその人のことを嫌いになる。「自分の感情をケアする技術」を知れば、もっと楽に生きられる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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14
自衛隊で心理カウンセラーの仕事を経験されてきた著者が人間関係のストレスや疲労を軽減させるメソッドについて解説された書籍です。 前半部分は感情について重点的に考察されています。 主に人間関係でストレスを感じてしまうのは「怒り」の感情であるのでこの怒りをどのようにして抑えれば良いのかということが記されています。 交友関係が希薄な場合でも人間関係は存在し疲労を感じることがあるので、私は意識的一人になる時間を作っています。 一人で食事をしたりしてみると案外落ち着くものです。 2025/07/19
ゆうゆう
14
あ、今まで読んだメンタル系で、一番しっくりきた気がする。そうか、原始人メカニズムで根源を考える。我慢と忘却では、バケツの水をいっぱいにするだけ。疲労のケア、記憶のケア、感情のケア、とにかく疲れを溜めない、この場合は「貯めない」がいいのか?休むことを優先する、エネルギーを正しく使う生活習慣を手に入れねば!2018/03/18
ほじゅどー
10
★★★★人間関係に疲れるのは我慢のせい。我慢はエネルギーを消費し、被害者意識を拡大し、自身の低下を招き、警戒心が強くなる。忘れる対処も無意識にエネルギーを消耗するので疲れる。疲労のケアには睡眠、食事、休息、ネット・スマホから離れる、ゴロゴロする、お茶を飲む。不安、怒り、妬み、喜び、恐怖など全ての感情は私たちを守るために原始時代から存在する。私たちが子供の頃にしつけられた心は感情を毛嫌いしてしまう。全ての感情を認める柔軟な大人の心を鍛えよう。いい加減な自分を認めると人生はうまくいく。2020/11/26
laili
8
面白かった!!非常に参考になりました。とにかく環境を変えようと頑張るより自分のメンタルコントロールを強化した方が人生はずっとうまく乗り越えていける、というのは激しく共感。この2年はメンタルコントロールに励んでいるため、体調管理も本当に必要なことだと実感。愚痴を言い合うのは一定の効果はあるが結果思い出して元のフェーズに戻るというのも強く共感。運動や映画、友達とご飯、読書など、没頭する趣味をたくさん作っておくのが最大の自己防衛なのではないだろうか。心を強くしたい!2018/09/23
ムートン
7
著者は、自衛隊が長期に亘って活動するためのメンタルサポートを職としてきたということで、EEI、目標の7〜3バランス、休息をスケジュールに盛り込み確実に取得する、振り返りエクササイズなど、実践的で参考になることが多かった。組織のリーダーの役割にも言及されていて、それを読むと、何とはなしにダメだと思っていた上司の、どこがどう悪いのかがよく理解できた。2022/01/19
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