内容説明
信州の丘の上にたつ小さな美術館「無言館」。太平洋戦争で亡くなった画学生たちの作品や遺品を展示している小さな小さな、美術館です。このいっぷう変わった美術館を作るために、遺族を探しあて、全国を旅して遺品を集め、金策にも走りまわった窪島誠一郎さんが、熱い思いを秘め、やさしく語りかける感動のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
emi*
12
戦没画学生慰霊美術館「無言館」の物語。児童書なので読みやすく書かれています。読み進みにつれ、涙で字がぼやけてしまいました。裏表紙の無言館の中の写真をじっと見つめる。いつか本当に行ってみたい美術館。2013/03/17
Sayaka
7
小4次女の塾の国語テキストにて。2年前にも長女で読んだけど、今回はちゃんと読んだ。戦没画学生の作品を集めた美術館。なんでもない絵なのに作品の背景を知ってから絵を見ると泣ける。生きてる間に絶対行かなきゃ。2022/08/02
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
6
【ココロの琴線に触れたコトバ】「無言館」という名前には、絵が私たちに「無言」であるだけではなく、私たちのほうも画学生さんたちの絵に向かって「無言」であるという意味もふくまれているといっていいでしょう。2014/12/19
ブルーハート
2
信州上田に行ってこよう。窪島さんにお会いしたい。2015/04/18
c-ug
1
子供向けに書かれた本なので、分かりやすく無言館の開館までの経緯が書かれている。10年程前に、子供を連れて一度訪れた事があるが、あらためて訪れよう。2018/07/20