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内容説明
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おさるの少年が初めてのぼった木はどこ?自分が登った木なら、まだ木登りができない妹も登れるかも。その木はこの森のどこかにきっとあるはずなんだけど……。少年の優しさとおおらかさに心が温まる、シリーズ第7作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
15
森で暮らし、森で育つぼくたちきょうだい。おさるにとって木登りはだいじなこと。まだ木登りができない妹のために、一生懸命登れるようになる策を考えるぼく。きっかけが大切だと思っても、偶然のきっかけは運任せ。機が熟すまで待つこと。おじいちゃんと森を巡って自分が初めて登った木を探す件りは、哲学的でとてもすてき。2016/01/31
kazu_tea
11
赤ちゃんだった妹が少し大きくなって木登りの練習中!妹が木登りできるようになる「きっかけ」をつくってあげようとする"ぼく"なのですが・・・。今回も、ほのぼのと和やかな雰囲気で、何か大切なしみじみとしたものも感じさせてくれるお話しです。2013/03/15
ツキノ
9
(E-397-85)2003年7月発行。「もりとぼくらはだいのなかよしです。」…なんていい文なんだろう。おさるといえば木登り。「ぼくらはきにのぼれるようになってはじめて、ほんもののおさるになったといわれます。」…そうですか!その子にあった木登りの練習方法。「きっかけがたいせつなんだよ」ぼくと妹はちょっとちがうってわけね。頭の中がくすぐったくなる体験、いろいろしたほうがいね。もちろん、おとなになってからも。2018/09/17
かおりんご
6
児童書。どうコメントをしたらいいのか考えてしまうくらい、深い内容。単に、森は木がたくさん生えている場所、ということでは片付けられないです。2010/05/31
mizutamanori
5
おさるシリーズの中で1番好きです。ホントにかわいい!妹が木にのぼれるようにと、とびきりのきっかけをつくってあげようとしたり、初めてのぼった木がどれなのか、分からなくなってしまったけど、この森のどこかにあるんだとうれしく感じる「ぼく」。それに、「ぼく」がすること全部を『うん、うん』と受け入れるおじいちゃん。何だか深い…。2012/01/11