内容説明
その日、藤原家に縁ある邸に生まれたのは珠のような姫君。名を花房といい、都の陰陽師たちが「傾国の女性」と予言し、抹殺しようとした存在だった。両親は花房を守るために性別を偽り、男として育てることを決心する。一方、誕生したのが甥だと信じて疑わない藤原道長は、見目麗しく賢く成長した花房を溺愛し、我が子のように連れまわすが……。栄華と陰謀が入り乱れる、百花繚乱の平安絵巻!
目次
第一帖 傾国の星の下に
第二帖 殿上童と守り刀
第三帖 嘘と噂と裏切りと
第四帖 舞い始めた蝶
第五帖 花苑の秘密
第六帖 乱調の風
第七帖 逆風に咲く牡丹
第八帖 生々流転
第九帖 花の名前
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽっぽママ
16
いっそ傾国の美女になってしまった方が面白いんじゃないかと思った。清少納言の扱いが気の毒。2018/02/04
紅羽
7
生まれながらに傾国の女性という運命を背負った為に、性別を偽り生きていく事になったヒロインの平安モノ。伯父である藤原道長の甥として宮中に入るものの、様々な人間の裏側で蠢く想いや、自身から出る惑わしの香による弊害を乗り越え成長していく。今後、花房がどう成長し、誰と結ばれる事になるのか気になります。2018/06/27
getsuki
7
設定は面白いからもっと話を膨らませて、この1冊分を2〜3冊かけてやった方が良かったと思います。作者さんの道長好きが随所に見えているだけに、主人公の花房を活かしきれていないのがもったいない。他にも隆家とか行成とか清音とか……色々ともったいない1冊でした。2017/09/29
粋
6
平安ものなので読んでみたが、私には合わなかった。国に関わる大事でも起きるのかと思っていたんどけど、どちらかというと人間模様がメインの話なのかな?実資が道長に対して、「文書を書けば誤字と当て字だらけの馬鹿のくせに…」には笑えたけど。2022/12/02
よっしー
6
由羅カイリさんの絵と粗筋に惹かれて読んだものの…何かイマイチで残念。主人公の花房の影が薄いし「惑わしの香」のご都合主義的で緊迫感ゼロな使われ方にもモヤモヤ。続編ありきなんだろうと思うけど、色んなキャラが出てる割に全然生かされてなくて勿体なかったし。ライトノベルとしてはちょっと無理かもしれないけど、主人公を道長にした方が良かったのでは?2017/11/27
-
- 電子書籍
- 高次元の統計学 統計学One Poin…




