内容説明
「六義園(りくぎえん)」を舞台に、柳沢吉保の孫・信鴻が隠遁生活を綴った『宴遊日記』。本書を細密かつ自在に読み解きながら、「庭」を媒介として繰り広げられた、江戸大名の自然と交遊する庭暮らしの世界を伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
6
六義園で隠居生活を送った柳沢信鴻の日記を元に、当時の生活を生き生きと蘇らせている。 もっと読みにくい本かと思ったが、引き込まれて一気に読んだ。 駒込界隈の様子や、人々の暮らしが目に見えるよう。 その中に、庭とは何かという、きっと筆者の常の探求主題なのだろうことが自然に織り込まれていた。 思い出しながらまた六義園を巡りたい。 信鴻が庭で採れた土筆を贈る時に添えた句、 「御覧ぜよや一節だけの春の色」 がとても好き。 2017/12/16
インテリ金ちゃん
1
庭園巡りのルーツは江戸時代。身分社会でも、庭園や園芸の分野では門戸が開放されていたとは...2017/11/23
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