ポット出版プラス<br> エッチなお仕事なぜいけないの?

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ポット出版プラス
エッチなお仕事なぜいけないの?

  • 著者名:中村うさぎ【編集】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • ポット出版(2017/09発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866420059

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内容説明

なんとなく「風俗はダメでしょ」と思っているすべての人へ。
売春の是非を中村うさぎが風俗嬢から学者までと語り合い考える。
中村うさぎと売春を語り尽くした人たち~現役風俗嬢たち(ソープ・デリヘルなど)、中塩智恵子(ライター)、畑野とまと(ライター・ニューハーフヘルス嬢)、神田つばき(AV女優・『東京女子エロ画祭』主宰)、坂爪真吾(非営利組織 ホワイトハンズ)、開沼博(社会学者・立命館大学准教授)、伏見憲明(作家・ゲイバーのママ)、佐藤優(作家・元外交官)、倉田真由美(漫画家・タレント)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

71
題名からと作者が中村うさぎさんという事で、もっと軽い内容の本かと思った。読んでみて大間違い。今まで読んだ売買春、セックスワーカーに関するノンフィクションの中で、一番インパクトがあった。このテーマに関して私自身は、かなり柔軟な考え方をしていると思っていたが、大きな間違いであった。私自身差別と偏見を、無意識に抱いていたのかと実感した。色々な意味で中村うさぎさんという方は凄い!「はじめに」と「おわりに」だけでも読む価値あり! 2018/01/29

わっぱっぱ

36
売春はなくならない、そして人間は偏見を容易くは越えられない。となればセックスワーカーの抱えるリスクを軽減するためには合法化しかないだろう、と長らく思っていたのだけど、話はそう簡単でもないようだ。単純に法制を整えるという側面での難しさだけじゃなくて、思ったのは、法内に組み込まれると風俗業の、何というか“底力”が失われるのではということ。明晰に説明できないしそれこそ偏見かもだけど、制度の外(社会の境界っていうのかな)に在ることで機能している部分も微妙に重要なんじゃないかと。神職とか芸能業に⇒2018/01/10

左端の美人

16
「個人の快・不快」を「善悪」に置き換えない。2018/03/06

gtn

15
この著で唯一売春反対派として佐藤優が登場し、肯定派の中村うさぎと討論する。佐藤は、結局のところ反対の根拠を自身の宗教的信条に求め、理屈ではなく趣味であることを認める。うさぎも肯定する理由が刷り込みであることを自覚しながら佐藤に反論する。だからかみ合わないことおびただしい。2018/09/23

kenitirokikuti

13
本書は中村うさぎがcampfireで資金を募っての実質自費出版だという。おれの世代だと、中村うさぎはライトノベル『ゴクドーくん漫遊記』の作者なのでけど、いまはいろいろなライターだな。本書は主に売春賛成派な立場だが、反対派の諸氏にも声をかけ、佐藤優以外には断られたそうな。名前があがっているのは、北原みのり、田中美津、松沢呉一、要友希子。上野千鶴子からはコンタクト取る前にお断りの知らせ、と。佐藤優は、中村うさぎに対して、「わたしからすると、あなたは貨幣への忌避感が強い」と。買い物依存症だったもんな、中村2017/10/14

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