内容説明
長期的な衰退傾向、TPPの不透明化……日本の農業はどうなる? いったい10年後に誰が田んぼや畑に出るのか? 一方で、意欲ある農家が経営を意識した取り組みを始めている。「岩盤規制」に風穴をあける動きもある。JAグループも改革に向けて動き始めた。現場から農業の今を伝え、将来を展望する。小泉進次郎、JA全中会長の談話を収載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
9
やっぱり農業は伸び代のある産業だよなぁと思う。農家は今までの無駄の多い構造をなんとかすれば儲かる職業になる気がする。2017/07/18
マルヤマ
5
小泉農林部会長就任から「農業競争力強化プログラム」が策定されるまでの政争が面白い。他の章もふくめ、一連の議論の流れが簡潔にまとまっており、読みやすいです。2017/07/02
ぴーまん
3
農業改革、特に小泉氏と全中、農業の関係についてよく考察している。他者である日本農業新聞の記事まで引き合いに出し、真摯に研究している様子が伺える。確かにホームセンターより農業の共同購入の方が高い場面がある。それはホームセンターの方が数の勝負で優っているというように感じる。なので、ただ単純に共同購入が悪だとは言えない気がする。また、いけないとは分かりつつ、自分の仕事にまっすぐになり、横の連携がなく同じような資材でも次々に作ってしまう傾向にある。本来であれば本部の資材課が統制を取るべきであるが、さらに農協間を超2017/09/06
サカモトマコト(きょろちゃん)
2
今、日本の農業がどのような未来に向かっているのかが書かれている本。 最近の日本農業変革の動向が詳しく書かれています。 2017/11/10
ぶちゃお
1
2回目。農業関連の本を何冊か読んだけど自分的にはこれが一番参考になるし、農政の動向や問題がわかりやすい。2017/12/10