内容説明
「中国語は、『おもしろそう』な予感と『できそう』な自信を、日本語を母語とする学習者に与えることに最も適した外国語です」(プロローグより)。30年以上にわたって中国語を教えてきた著者が、14億人とつながれることばの世界へ案内します。発音(四声)や文法の初歩はもちろん、文法の根底を支えるものの見方・考え方や対人観・世界観まで、まるで講義を聞いているかのような軽妙な語り口で平易に解説。「中国語とはどういう言語か」がよくわかるロングセラー入門書を、文庫化にあたり大幅に増補。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうしん
4
中国語の基本的な解説のほか、語感として据わりのいい・悪い表現、「両」の単位で数えられる餃子、「你好」は日常的な挨拶か?といった文化的な問題、そして日本語と中国語との空間表現の違いなど、哲学的といっていい問題にも踏み込んでいる。折に触れて読み返したい。2017/06/13
本とフルート
3
第二外国語が中国語になったので。文法的なところはさらっと読んだだけでは分からないところもあったが、最後の中国語と日本語の違い、さらには中国人と日本人の考え方の違いが分かって面白かった。中国語ができるようになるのが待ち遠しい。2024/04/18
Gamemaker_K
3
やっぱし発音からは逃れられんな、ということを再認識した。漢字オンリーだし、語彙と文法だけでなんとかならんのかと思うのだが、やはり我ながら甘すぎると言わざるを得ない。…実は知人からシャンチーの入門書をもらったのだが、中国の子供向けのものなので当然のことながら全部中国語だった。なんとかしてこれを読めるようになりたいと強く思っている。2018/07/03
Masakazu Fujino
1
中国語って、なかなか興味深い言葉ですね。面白い。2017/10/16
Pio
0
一回目。語学書は、複数回読まねばと…。情報量多すぎて、ほとんど頭に入ってないけど、自分にとって新鮮な視点もあり、面白かった。2017/07/13