プラネタリウム

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プラネタリウム

  • 著者名:梨屋アリエ【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2017/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062759779

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内容説明

恋をしたことがないのに恋多き女と誤解されている中学生の美野里。付き合ったつもりのない相手から新学期早々に別れ話を切り出されてしまう。その時、美野里のもとに青いカケラが落ちてくる。それは後輩の恋心が結晶してできたフレークだった(「あおぞらフレーク」)。東京の“世界谷”を舞台に描かれた4つの不思議な物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

嘉江☆海★山♫

18
不思議な世界に迷いこんでしまった感じだ。プラネタリウム★というタイトルに惹かれて手にとったはじめての作家さん。恋の味のあおぞらフレークや危機を感じると鳴り出す踏切の警報音、翼が生えた背中、宙に浮いて歩く先輩や水に棲みたい感覚や人魚、木や森や月、といった道具を使って読む者に魔法☆をかけているような不思議な本。「プラネタリウムが魅せる星の輝きは偽物だけど美しい。」わたしもおとなになってしまったんだなぁ。2013/11/15

Hong Kong

14
梨屋アリエさん、初読み。なぜに、この本を図書館で借りたのだろう?第一話をさくっと読んだので、続きもベッドサイドで。昨夜眠れなかったので眠くなるまで読んだ。目が覚めると今度は眠れなくなって、明け方まで、、、、。不思議な文体である。面白いのか?はてな?でも読んでしまった。笑2019/12/02

氷風

14
不思議な人間の集まり。だけど心のもやもやした部分が具現化された姿なのだと思う。しかし・・・。なんとなくこの作家さんの作品。読めば読むほど、だんだんと合わないという思いが強い。まさにファンタジーが凝縮されているんだけど、なんとなくちょっと私が思い描いている世界観とは違う。プラネタつながりもやや強引なような。しかし表紙は涼しげでそこは気に入りましたv2011/10/12

ぐっち

12
「きみが見つける物語」で読んだ「あおぞらフレーク」の続きが気になって読んでみました。続きというより、中3の少年少女を主人公にしたオムニバス形式の物語…。中3ってこんな感じだったかなあ。 天使の羽根が背中に生えている男の子の話が好きです。飛べないところがいいなあ。年下男子を「少年」という呼び方、私もいっぺんぐらい使ってみたい。それにしても「東京都世界谷」っていいな。2011/03/06

うさぎ

9
【初読】不思議な設定を飲み込めるかどうかが、好き嫌いの分かれ目になるのかも知れません。私の知っている現実ではありえないことか、有り得る世界観は私は嫌いではありません。物語なので何でも有りです。SFとかファンタジーとかそんな事もどうでも良くて、面白いと思ったらそれで良いと思います。他の作品も読んでみたいかな…?2022/05/17

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