- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
教育、医療、年金、地方創生…
本当は怖いあの経済政策
政治家や官僚が隠蔽したい、国民生活にかかわる「不都合なデータ」
■いわゆる「国の借金」を背負ってはいけない
教育や医療がタダになる、「国の借金」がゼロになる、補助金で生活が豊かになる……
そういった政策を唱えている政治家に投票すれば、みなさんの将来不安はゼロになるだろう。
だが、それらは絵空事だ。往々にして財務省の意を酌んだ耳当たりのよい甘言にすぎない。
経済学的に思考すれば、回りまわって国民負担の増大という結果に終わる。
無料で、あるいは安価で何かを提供してくれるという話には、必ず小さな文字で但書がついている。
「知らなかった」「聞いてなかった」と後悔したときには手遅れなのだ。
賢明なる日本国民よ、この不都合な現実を直視せよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりやまたけよし
37
世の中の不安を煽っている勢力、いますよね。その逆にうまい話に騙される人も後をたたない。まあ騙されたと思ってなければ、平和なのかもしれません。2020/09/14
テツ
20
日本の経済政策についての不安を煽ることだけを目的としているかのような定説を著者が否定していく。経済論について素人どころか全く何も解らないしそんなに興味もないのだけれど、溢れんばかりの一方的な悲観論だけを鵜呑みにすることは危険だなあと思います。経済は生きることに直結するので、そこで悲観的なってしまうと生きること自体が辛くなるもんな。実際がどちらなのかと判断することは難しいけれど、少なくとも様々な方向から様々な見方をすることが大切だよな。簡単にジャッジせずにしっかりと自分の頭で考えるクセを身につけなければ。2020/10/12
mazda
19
リスクなしの元本保証、教育費無料、老後の住居費無料、…。どうしてこんなことが実現できると想像するのか、日本人の頭の中はお花畑なのかな、と本気で思ってしまいます。自分の身近な人でも自分をだましてやろうという人すらいるのに、全く見ず知らずの他人や、天下りしか頭にない役人たちが、自分の得することをしようなんて思うわけないでしょう、普通…。自分の身は自分で守る、それには、勉強して言いくるめられないだけの知識を身につけることでしょう。2019/05/28
まゆまゆ
10
税金を使って教育や医療費がタダになったり何かを作ったり建てたりするために補助金がばらまかれたりしたとしても、結局そのツケを払わされるのは国民全員である、という当たり前の事実を警告する内容。最低賃金が年々上昇している中で失業率はむしろ下がっているというのは、経済学的にはどう説明するんだろう……と思った。2017/10/04
ハパナ
7
この本の流れとして、劇場型といわれる展開を感じました。各トピックに対しバッサリと切り捨て反論を展開するのですが、そこから続く部分に引用が多くどうもスッキリしない。この著者の他書は読んでいないので分かりませんが、反論有りきで論理を組み立てて行っているのではないか。個別でおもしろいと思える所はあると思いますが、時間の無い方には余りオススメはしません。2017/11/21
-
- 電子書籍
- 美しいキモノ 2016年 冬号