内容説明
季節が巡ってくるたびに引用される名句を、クイズ形式で学べる「読むドリル」。季語や切字、難解難読、間違いやすい文法、発想法などの質問と、詳しく掘り下げた解答が実作力アップに役立つ。作者の境遇・時代背景なども解説され、名句の名句たる所以が見えてくる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
songbird
6
☆☆☆ 【月曜から読書会】クイズ形式なので、私の様な初心者はより深く掲載された俳句を味わえると思う。2018/01/08
豆ぐみ
5
第1章は名句(計30句)について、それぞれ最初に5つの質問があって、それに対する回答の形で鑑賞していく。難易度いろいろで、私はいくつか間違えました。回答は短めの明晰な文章でリーダビリティが高い。ふむふむと大変勉強になりました。月刊の「NHK俳句」に連載されてたものだわね。第2章は名句名勝負。これも3つずつの質問があって読みやすい。2017/08/25
miyagi
4
来月この作家さんの講演会に行くので予習のために読みました。意味がわからないまま放置してきた俳句の意味とかさまざまな論争とか派閥争いとか。クイズ形式で読者の気持ちをつかみつつ、軽妙な解説で飽きさせずに芭蕉以前からの俳句の流れをインプットするすごい参考書?ですかね。詳細な文法の解説が小気味よい。 この方、俳句王子と呼ばれているんですね? ますます楽しみに。2021/10/09
yumicomachi
4
ドリルを解きながら名句といわれる俳句を鑑賞する参加型入門書で楽しく学べたが、技法や俳句史の知識はともかく、読解の領域まで「正解」が設定されているのには時に違和感を持った。2017/10/31
りさかめ
3
テレビ番組で俳句のコーナーを見ていて興味をもって、書店で目に入った本書を購入(購入したのは半年ほど前だが)、読んでみた。 前半はクイズ形式で、初心者でも少し考えながら楽しく、また分かりやすく読めた。後半の、並べた2句の読み比べも、そういう着眼点で読んでいくのだなと勉強になった。 季語のことや切れ字のことなどの初歩的なことも、俳句を読みながら解説してあって、初心者の私は何度も読み返して、もっと俳句を楽しめるようになりたいと思った。2019/06/17
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