ハーレクイン 小さな命と秘めた恋

著者名：テッサ・ラドリー【著者名】/野川あかね【翻訳者名】

ハーレクイン（2017/09発売）

• ISBN：9784596517692

内容説明

守ってきた純潔を捧げた夜に、授かった命。でも父親が誰かは言えない……絶対に！

不実な婚約者が事故死した2カ月後、妊娠がわかり、エイミーは激しく動揺した。いったいどうすればいいの？「大丈夫だ。ぼくがきみと兄さんの子を支えるよ。結婚しよう」友人でもある婚約者の弟、ヒースはそう言ってプロポーズしてくれた。2カ月前と同じように、優しく。謎めいた黒い瞳、危険な香りを漂わせる黒髪の大富豪、ヒース。あの夜、ふたりは一線を越えた。そして……。エイミーは心のなかで叫んだ。違うの！　この子の父親は……。

■大好評を博したD-1358『シークと薔薇の宮殿』、D-1502『侯爵に盗まれたキス』の関連作です。妊娠がわかったヒロインは重大な秘密を告げぬまま、亡き婚約者の弟との結婚を承諾しますが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

出だしからH &Hの関係を仄めかしていたのに、ヒーローが自分の子供だと全く疑わないことが不可解いで、ヒロインが言い出せないのも理解できなかった。話を引き延ばしたかったの取ろうが、不自然でしか無かった。終盤にはヒーローの家族もヒーローの気持ちに気づいており、いくら家族内のことであっても亡くなった兄の不誠実を隠し通そうとしたことは幼馴染のヒロインに対して裏切りでは？と思った。まぁヒロインの世間知らずも相当な物だけど。

2023/07/17