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内容説明
名探偵ホームズにかつてない緊迫感が!身の危険を感じてワトソンとともに逃亡の旅へと出たのは、死をも覚悟しての悲壮な決意によるものだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なずき
2
ボール箱の恐怖で、ホームズが君の考えてることなんてすべてお見通しさと言わんばかりにワトソンの心を読んで披露するところが無邪気で危なっかしい感じがする。「苦しみと暴力と恐怖の繰り返しが何になるっていうんだろう。何か目的がなければこの世はただの偶然に支配される場所ということになってしまう」の発言も合わせてナイーブさがある。だから余計最後の事件のホームズの遺書が突然自殺に走った人に見えてしまいやはりキャラブレが……自殺を考えるほどの人生の転機ってなんだったんだろう。さっきまでワトソンと観光楽しんでたじゃん!2023/07/28
ぱに
1
表紙恥ずかしかったけど、とりあえずスイス出発前に借りられたので借りてきた。これ読む前に読んだ藤沢周平が中学振りなら、こっちは小学生以来です。 今度スイスで行くマイリンゲンという町があって、これホームズファンなら誰でも知ってる、ホームズが落ちた滝があるところ。あと、ハイキングで寄るゲンミ峠という地名も小説に出てくる。 私は懐かしくて全部読んでしまったけど、最後の解説の4ページくらいだけでも読んでおくと添乗中しったかが出来る。ホームズファンのことシャーロキアンって言うんでした、この言葉も久しぶりに聞いた。2014/06/24
Ask
1
とってもドキドキしました。ホームズが死んでしまったときいてドキッとしましたが、後書きを読んでホッとしました。2011/08/03