実業之日本社文庫<br> 十津川警部 八月十四日夜の殺人

個数:1
紙書籍版価格
¥652
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

実業之日本社文庫
十津川警部 八月十四日夜の殺人

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥587(本体¥534)
  • 実業之日本社(2017/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408553771

ファイル: /

内容説明

連続殺人の謎を解く鍵は終戦記念日に!? 一日の違いが日本の運命を変えた!? 知られざる歴史の闇に十津川警部が挑む!都内のホテルで八月十四日の深夜に殺された女性は、伊勢神宮に吟行の旅に出かけていた有名な俳句の先生だった。手掛かりも動機も見えない殺人事件に捜査は難航を極める。しかし、十年前に「八月十五日の殺人」と呼ばれる事件が起きていたとの情報があり、十津川警部は京都へ。さらに二十年前も「八月十五日の殺人」が……事件の真相には戦争の影が!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fumikaze

11
「八月十四日夜の殺人」(文庫)。殺人事件そのものよりも昭和二十年八月十四日の出来事に重さを置いている。私は戦後生まれだが、両親や祖父母が生きているときにもう少し当時の話を聞いておけばよかった。でも、終戦当時を知っている人達って、その頃の事は(思い出したくないのか)話したがらないからないからなぁ。2017/11/21

からつ

3
十津川達は八月十四日の夜に起こった事件の捜査にあたるが、それはどう言うことか「八月十五日の殺人」として10年ごとに類似事件が起きていたと分かる。この10年単位が何処まで遡るのかと思ったが、なんと昭和20年終戦の年にまで遡るから物語は壮大だ。別本で玉音放送を巡るあれこれは読んだ事があったが、まさにあの日にまで遡る。あまりイデオロギーは挟みたくないのでそこの所の感想は述べないが、いつもの列車ミステリとは違った趣だった。ミステリと言うより、歴史物を読んだ感が強かったかな。2017/09/10

あきさん

0
犯人は明確にならずじまいで、少々モヤモヤ感が残った。賛否あると思うが、たまにこんなテイストの作品があるのが西村ワールド。2024/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12120682
  • ご注意事項