内容説明
美術大学の写真学科に通う僕は、映像学科の少し変わった女の子、小夜と出会う。彼女はなぜか、限られた人としか仲良くなろうとしない。撮ることは好きなのに、自分が撮られることは頑なに嫌がる。まるで、自分の記録が残ることを恐れるかのように。避けられていると感じながらも、僕はきみに惹かれていく。きみも、少しずつ心を開いてくれるように思えた。しかし告白した僕に、きみは言った――「誕生日まで、待って」。その時はまだ、きみが抱えている秘密を、僕は知らなかった。5つの質問が、きみを殺さなければいけないテストになるなんて、僕は知らなかった。『小説家になろう』で連載、人気を博した号泣必至のピュアラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤丈宗
3
ヒロインの小夜さんがとにかく魅力的。読み終わったあとしばらくの間、小夜さんロスとでもいうような読後感に浸らせてくれた。大学生生活って本当にいいなぁ。そんなことを思いながら一気に読み切った。2017/09/28
まめもやし3
2
表紙の絵が古い感じがする。はじめ、主人公のキャラが好きになれなかったし、小夜の態度も不可解。後半べたべたになってからの、落としてさらに最後希望、的な。2017/12/23
きい
1
前半はどういうストーリー展開なのか全く分からなかったが、読み進めるにつれ、タイトルの意味が理解できるようになった すぐに読み切るには少し文章量が多い2020/03/26