御社の働き方改革、ここが間違ってます! - 残業削減で伸びるすごい会社

個数:1
紙書籍版価格
¥968
  • 電子書籍
  • Reader

御社の働き方改革、ここが間違ってます! - 残業削減で伸びるすごい会社

  • 著者名:白河桃子
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2017/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569831527

ファイル: /

内容説明

◆青野慶久氏推薦(サイボウズ代表取締役)「やり方次第では、逆効果。チームを変えたい人、必読!」 ◆小室淑恵氏推薦(ワーク・ライフバランス代表取締役)「本書を実践すれば、ブラック残業も不機嫌な職場もなくなります!」 昨今「働き方改革」という言葉が叫ばれている。しかし、それによって悲鳴を上げている現場は少なくない。“残業削減しろ、予算達成しろ、あとはよろしく”といった「現場へムチャぶり」の「見せかけの働き方改革」では、社員は疲弊し、生産性は落ち、人が辞めていく。政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、真の働き方改革とは言わば「会社の魅力化プロジェクト」と説く。それは経営改革であり、「昭和の活躍モデル」からの脱却なのだ。本書で取り上げた働き方改革先進企業では、改革を経てどのような変化が起きたのか。大和証券では子育て社員の活躍、カルビーでは低迷商品の売上V字回復、アクセンチュアでは職場の雰囲気改善と業績アップ……など、目に見える成果から目に見えない成果まで様々だ。また、働き方改革は社会も変える。少子化改善や地方創生にも効果を発揮することが分かってきた。第一人者による、新しい働き方の理論とノウハウを徹底解説した1冊。 【目次より】●序章 働き方改革の何が問題なのか ●第1章 働き方改革はどうすれば成功するのか ●第2章 先端事例に「働き方改革」の実際を学ぶ ●第3章 現場から働き方をこう変える! ●第4章 なぜ「実力主義」の職場はこれから破綻するのか ●第5章 「女性に優しい働き方」は失敗する運命にある ●第6章 社会課題としての長時間労働 ●第7章 実録・残業上限の衝撃 「働き方改革実現会議」」で目にした上限規制までの道のり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

41
労働生産性を上げるとは、分母側の賃金を下げるか、分子側の付加価値を上げるか。労働時間の削減で賃金を下げたとしても、それは付加価値の減少に結びつくだけで意味がない、働く側のコミットメントが縮小するからだ。もちろん労働時間の削減は本丸なのだが、紹介事例では評価と報酬に手をつけ、労働時間と賃金のリンクを断ち切っている。マネジメント側にとって無価値だった働く者の社外の時間が、イノベーションの源になった、そう認識できるかがカギと感じた。◇政策決定の現場に関わると言葉が和らぐのだな、橋を架けないと前には進めないもの。2017/10/15

Miyoshi Hirotaka

35
私が就職した翌年に均等法が成立。一方、同世代の女性は進学先を短大にしたり、理系を選択しなかったりと、女性であることの不利を補う選択が普通だった。その後に経験した労使交渉では58歳から60歳への定年延長が重要課題で、長い議論を重ねた。一方、60歳から65歳への延長は驚くほどあっさりと決まった。労務問題は一世代前の常識が今の非常識。女性、中高年とスポットを当てる先が群盲像を撫でるように違うが、個別の議論は止め、大枠で議論すべき時が来ている。そうしないと組織はおろか、社会の再生産までもがおぼつかない段階に来た。2018/10/02

きょちょ

25
「働き方改革」っていうけれど、10~30年前から本書の内容と同じ取り組みをしている企業もある。ESという言葉も一時期はやったし。 政府主導で「働き方改革」を推進する羽目になったのは、業界や繁忙期等で難しい企業もあるかもしれないが、結局経営者の覚悟次第なので、経営者を本気にさせるためだろう。 今の管理職が、「長時間労働を経験してきたのでそれを是としている」とうのは違和感がある。実態は今の管理職ではなくその前か前々の世代がそうだったのでは? 最近は、成果に比した収入の増加が少ないのも大きな問題では? ★ 2017/10/28

ぷりん

20
なかなかなるほどと思う方法はなかったけど、始めないと始まりませんよね。働き方改革❗️2019/07/01

まる@珈琲読書

19
★★★★☆ ■感想:期待以上。役所とマスコミが変われていないというのは、同感。制度とムードをつくるところがこれでは・・・。自分のとこのブラック職場もなんとかしたいところ。マネジメントに期待できないのがネック。フランスは労働者保護が進んでいるようなので実情をヒアリングしてみたい。 ■学び:ダイバーシティ推進には、理解、納得、行動。効率化の三大悪は、①仕事の属人化、②会議が多い・長い・目的不明確、③過剰品質。お客様にも納得してもらう。 ■行動:少しずつ種をまく。2021/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12092035
  • ご注意事項