3びきのこぶたとちいさなおうち

著者名：あさのななみ/長浜宏

PHP研究所（2017/09発売）

• ISBN：9784569682235

内容説明

大好評「3びきのこぶた」シリーズの第3弾。今回は、有名な昔話『3びきのこぶた』をモチーフに、知恵とやさしさを伝えます。レンガの家より安全な家ってどんなの？　こぶたちゃんたちは考えます。船の家、気球の家、ローラー車の家……。どれもバッチリって思うのに、お父さんがいうには、みんなダメ。転覆したり、破裂したり、階段をころがったりして、オオカミのところに……。じゃあ、お母さんが考えた、ちっちゃくて、ドアも窓も開けっぱなしのおうちは、どうでしょう？　こぶたちゃんとお父さん、お母さんとの楽しいやりとりを読み進めながら、ほんとうに大事なものはなにか、ということが自然に子どもたちに伝わります。家族の会話がベースの読み聞かせにピッタリの絵本。自分たちだったら、どんな家を建てるか、親子で楽しみながら読んでいただきたい一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とりじまカラス]

子ブタたちが童話の「三匹の子豚」になぞらえて、自分たちオリジナルの家を想像します。 それらの想像を元にお父さんがお話をしてくれますが、どれも最後にはオオカミに食べられてしまい！？ 胃袋を掴んだものが勝ちだということがよくわかる作品です。

2019/03/10

[あおい]

雨で外に行けない3匹のこぶたががっかりしているとお父さんが「3匹のこぶた」の絵本を取り出します。兄弟は狼に負けない家を考えるのですが‥。明るくて楽しいお話でした。

2013/06/24