内容説明
地図にすら痕跡を残さぬコンクリートの島。古い手記が語る実験都市は、すでに瓦礫の山と化していた。恐るべきデータを抹殺しようとあがいたかのように……。社史編纂室に左遷されたチームが発掘した資料。それは大金星となるどころか不都合な真実を暴いた危険情報だった! 海の力を思い知らされる科学ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
40
『驚愕の科学ファンタジー』という帯に惹かれて読んだけどそこまで驚愕はしなかったな。話の設定は面白かったし読後感も悪くはないのだが展開に引っかかりを覚えてしまいいまいちの作品だった。カブトガニのことに関しては血が青い事と実際医療現場でも役立っている事は初耳だった。ネットで調べてカブトガニ献血って実際にある事に驚き。2017/07/04
姫林檎
6
みっちり文章が書かれているけれど読みやすい。ただ、あまりに…SF 。2017/07/21
Hiroki Nishizumi
2
前半はテンポの早い展開で、かつ因果関係不明な内容が続く。モヤモヤ感にさいなまれながら読み進めた。後半過ぎたあたりから種明かしが始まるが、少し冗長な流れが気になった。小説らしい読み応えがあったものの、ちょっと深みに欠けたかな‥‥2017/08/03
うさ
2
これはウルトラQや~ 実相寺監督で見たい!2017/07/23
まめ
0
読みごたえたっぷりの凄い話。大なり小なりこういうことってホントにこっそりありそう((( ;゚Д゚)))月夜の海辺、カブトガニの青を感じてみたい気が…2017/09/14